【理論と実践】ネットワークとIPアドレス(ネット上の住所)

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令和5年4月10日 病院経営の理論と実践 1793号

■ネットワークとIPアドレス(ネット上の住所)

中神勇輝(なかがみゆうき)
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おはようございます。中神です。

〜今日のテーマ〜

「ネットワークとIPアドレス(ネット上の住所)」です。

本日の内容は、ビジネスマン必須?のネットワーク知識ですね。
意外と、カラクリが分かってきて面白いです。

IPアドレスとは、ネットワーク上の機器に割り当てられるインターネット上の住所のような存在です。
通信相手を指定するために使われています。

主に、参考にした問題集は、過去問完全マスターですね。

テーマごとに問題が分けてあって素敵なんですよね。

【R1.8】(関連の過去問の年度と番号です。以下略。)

https://News.Fishing.jp/test

この URL から分かることとして、最も適切なものはどれか。

ア SSL を用いて暗号化されたデータ通信であることが確認できる。
イ 大文字と小文字を入れ替えた偽サイトであることが確認できる。
ウ 参照先ホストのサーバが日本国内に設置されていることが確認できる。
エ ホスト名の WWW が省略されていることが確認できる。

正解は、「ア」ですね。
SSL(Secure Socket Layer)は、インターネット上でデータを暗号化して送受信する仕組みのひとつです。

.jpは、ジャパン!という感じがしますが、日本国内に参照先ホストがあるとは限りません。

【H28.10】

IPアドレスには、IPv4と、IPv6の2つがあります。
この違いを過去問から確認してみます。

IPv4 の IP アドレスは 32 ビットからなり、前半のネットワーク部と後半のホ スト部から構成されます。

IPv4とIPv6を併用する場合の方式は、2種類あります。

・IPv4互換アドレス
・IPv4射影アドレス

です。選択肢で確認してみます。

イ IPv6 では IP アドレスは 128 ビットからなり、
IPv4 との互換性を保つために、 先頭から 1〜80 ビットはゼロ、81〜96 ビットはとし、
残りの 32 ビットに IPv4 のアドレスを入れる IPv4 互換アドレスという方法を採用している。

こちらは、IPv4射影アドレスですね。

IPv4互換アドレスの場合は、
1〜96 ビットがゼロ、残りの32ビットにIPv4のアドレスを入れます。

MACアドレスは、48ビットからなり、
先頭24ビットが「製造メーカー番号」で、
残り24ビットに「製品固有の番号」が割り当てられます。

どんどんいきます。

【H26.12】

LANに接続する際の知識を確認してみましょう。

DHCPは、空いているプライベートIPアドレスを利用します。
そのDHCPサーバーに設定されるものは、大きく4つあります。

・当該コンピュータのIPアドレス、
・デフォルトゲートウェイのIPアドレス、
・サブネットマスク、
・DNSサーバーのIPアドレスです。

IPアドレスが3つもありますね。

関連して、サブネットマスクとは何でしょうか。
IPアドレスを分割して、「どこがネットワークアドレスか」、「どこが端末を表すホストアドレスか」
を識別することを言います。

あと、ポート番号は、
通信相手のコンピューター上で動作するプログラムを通信相手として指定する際に使用する番号です。

次、いきましょう。

【H24.11】

DNSは、
ホスト名とIPアドレスを対応する機能をします。

グローバルIPアドレスを、プライベートIPアドレスに変換するのは、
NAT(またはIPマスカレード)です。

次、本日の最後です。

【H27.9】

TCP/IPを利用したネットワーク環境には、様々な周辺機器が接続されています。
このような環境下で通信状態を調べる「ping」の役割を確認します。

正解は、以下の記述です。

宛先のIPアドレスをまたは宛先のホスト名を指定して実行されます。
宛先にデータを送信してから、宛先から応答が返ってくるまでの「時間」を表示します。

選択肢で出てきた言葉も紹介します。

対象となるコンピューター等までの「経路」を調べて表示するのは、
「traceroute」(トレースルート)ですね。

ネットワークに接続されたコンピューター等のMACアドレスをIPアドレスを指定して求めるものは、
「ARP」です。

ネットワークに流れるパケットを捕獲して、その中身の表示や解説・集計を行うのは、
「パケットキャプチャ」です。

今日も長くなりましたので、こんなところで・・・。
以上です。では、また明日(^-^)v

(当該内容は、私の所属する組織とは一切関係はなく、全ての文責は私個人に属します。)

テーマについて、ご要望あれば、コメントをどうぞ。

◇病院経営の見える化について公開講座(動画)の講師をする機会を頂きました。感謝(^_^)
https://hcmi-s.net/weblesson-hcm/jmp_consult_01/  (講座)
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この記事を書いたのは、こんな人。
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地方の中小病院に勤務する医事課畑出身の企画部門所属にする医療経営士2級。
名は、中神勇輝。2023年、医療経営士1級を受験予定。
(可能なら中小企業診断士も受験する予定。)
趣味は、ドラムと家庭菜園と筋トレ(HIIT最高!)と読書。