【理論と実践】中小企業・商店街の支援制度と相談窓口にはどんなものがある?

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令和5年7月8日 病院経営の理論と実践 1882号

■中小企業・商店街の支援制度と相談窓口

中神勇輝(なかがみゆうき)
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おはようございます。中神です。

〜今日のテーマ〜

本日の内容は、「中小企業・商店街の支援制度と相談窓口」です。
TBCの問題集(中小企業施策)が参考図書です。

【商店街活性化支援】

商店街を支援し、地域住民の生活利便の向上や、住民間の交流に役立つ活動を活性化させ、
地域コミュニティーの担い手としての役割を強めることを目的とする法律です。

商店街といえば、地域!って感じがしますよね。

では、どんな支援があるでしょうか?

「商店街活性化事業計画」の認定を受けることで、

・高い補助率の補助金
・土地等譲渡所得の特別控除(上限1500万円)
・都道府県または市町村による無利子融資

などの支援を受けられます。

さて、計画の認定を行うのは、誰でしょうか?

都道府県知事・・・と思いきや、「経済産業大臣」です。
制度の対象としてはイメージと違うので逆に覚えやすいかもしれません。

【中小企業基盤整備機構】

中小企業に対し、

・必要な助言
・研修
・資金の貸し付け
・出資
・助成および債務の保証
・地域の施設の整備
・共済制度の運営

を行うことで、整備を図ります。

資金の貸し付けで有名な支援に「高度化事業」があります。

・「長期・低利」で融資を行なってくれます。
・貸し付け額は、取得に要する額「80%」です。
・貸し付け期間は「20年以内」で、据え置き期間は3年と長めです。

上記3点は押さえておきたいですね。

【相談・支援窓口】

中小企業の多様なニーズにきめ細やかに応えることで、経営課題の解決や経営資源の円滑な確保を支援します。
担当機関は、都道府県等中小企業支援センターです。
「中小企業支援法」に基づき指定された法人ということも押さえておきましょう。

「都道府県等(都道府県及び政令で指定する市)」が行う中小企業支援事業の実施体制の中心として、
各都道府県等の「60か所」に設置されています。

さて、どんな支援を行なっているでしょうか。

中小企業の経営や技術などの専門分野において豊富な経験と知識を有する民間人材を配置し、
中小企業者の経営資源の円滑な確保を支援するための事業を実施しています。

また、中小企業・小規模事業者の起業・成長・安定の各段階の経営課題や
支援ニーズにワンストップで対応するため、「よろず支援拠点」というものも整備されています。

単独で「事を成す」のも素晴らしいですが、
適時、支援を受けて迅速に地域に価値を提供することも重要な視点ですね。

以上です。では、また明日(^-^)v

(当該内容は、私の所属する組織とは一切関係はなく、全ての文責は私個人に属します。)

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この記事を書いたのは、こんな人。
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地方の中小病院に勤務する医事課畑出身の企画部門所属にする医療経営士2級。
名は、中神勇輝。2023年、医療経営士1級を受験予定。
(可能なら中小企業診断士も受験する予定。)
趣味は、ドラムと家庭菜園と筋トレ(HIIT最高!)と読書。