【理論と実践】マネジメント職の育成と全部門の認識統一

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令和5年7月10日 病院経営の理論と実践 1884号

■マネジメント職の育成と全部門の認識統一

中神勇輝(なかがみゆうき)
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おはようございます。中神です。

〜今日のテーマ〜

本日の内容は、 月刊医療経営士2023.7号の内容を通して気づきをシェアします。

特集は、「2040年、病院経営の中心を担う人材を育てろ!未来の経営人材採用・育成に取り組もう」でした。
最近の自分の課題にドンピシャの内容です。

マネジメント職に求められるのは、病院全体の業務を知っていることです。

そのために有効な施策の一つにジョブローテーションがあります。

ジョブローテーションとは、一定期間ごとに色々な部署を回ることです。
個人レベルで考えれば、色々な部署の業務を覚えることができます。
関係性を作ることもできます。
組織としても、スタッフの入れ替わり・教育のために、業務の見直し・標準化等も図られます。

では、ただ一定期間ごとに各部署を回れば、業務・知識が身につくかというと、そうでもないです。
雰囲気は掴めたとしても、習得が不十分に終わる可能性も高いです。
例えば、「どうせそのうち異動する」と思って接していたら教育にも熱が入りません。
その部署の本来の意味での役割を理解できるまでジョブローテーションをすることが難しいです。

ジョブローテーション、どうすれば良いでしょうか?

院内全体で育てる、という意識統一が大事です。

なぜジョブローテーションをするのか、
という趣旨を共有することが求められます。

病教育の体制づくり、人育成のために投資をすることが将来につながる、
という認識に立つこと。

色々な部門の課長クラスが、
全員、総合職・マネジメント職の人材像や教育について理解し、協力すること。

人材育成のビジョンを明確にし、具現化していく必要がありますね。

以上です。では、また明日(^-^)v

(当該内容は、私の所属する組織とは一切関係はなく、全ての文責は私個人に属します。)

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この記事を書いたのは、こんな人。
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地方の中小病院に勤務する医事課畑出身の企画部門所属にする医療経営士2級。
名は、中神勇輝。2023年、医療経営士1級を受験予定。
(可能なら中小企業診断士も受験する予定。)
趣味は、ドラムと家庭菜園と筋トレ(HIIT最高!)と読書。