【理論と実践】地域共生社会の実現のためにできること?

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令和5年8月6日 病院経営の理論と実践 1911号

■地域共生社会の実現のためにできること?

中神勇輝(なかがみゆうき)
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おはようございます。中神です。

〜今日のテーマ〜

本日の内容は、

「地域共生社会の実現のためにできること?」

について。

まず、前提です。

地域には、いろいろな人がいます。

子ども、現役世代、高齢者といった年齢・世代間の違い、
職業の違い、家庭環境、貧富の差、障害の有無など、多様性を認め、共生していく時代です。

【医療機関と地域との壁をなくす】

地域共生社会の実現の一つに、医療機関が外に出ていくことも一つです。
地域住民にとって、医療機関は、敷居が高いです。

であれば、医療機関が地域に出ていくことで、関係性を作る最初の一歩でしょう。
たとえば、継続した出張講座が挙げられます。

【就労継続支援B型事業所】

先日、就労継続支援B型事業所に見学に行く機会がありました。

障害を持ちながら、社会で生きていく、就労の機会をどのように作っていくか?
考えさせられる機会になりました。

概要は以下のとおりです。

・建物は居抜き物件を使用。
・就労によって生産しているのは、レタス等の葉物野菜。
施設で栽培を行い、季節に変動されずに生産できるため、安定して稼働。
・生産した野菜は、スーパーや企業と契約して販売。
安定して野菜が届くので、スーパーや企業にとってもメリットがある。
・障害者の立場としても、野外の作業では体力がもたないので、程よい労働環境を提供できている。
・これらの取り組みによって、「面白そうな活動をしている」グループがある、ということで、
グループ内の事業の採用にもつながっている。

といったことを聞きました。

農業を通した障害施設で、地域とのつながりを保つ。
三者にとって、win-winを実現している、考えさせられる事業形態でした。

障害者福祉の重要性を感じます。
たまにサポートすれば、生活できる人もいます。
生き甲斐を支援したり、社会参加のために何ができるか、事業展開を考えるときの参考になりました。

【オンライン上での就労】

今後は、オンライン上の就労も現実的になってくるでしょう。
WEB3、インターネットの発展を通して、地域社会として支える、ということです。

顔が見えなくても、就労ができる環境も作られていきます。
メタバースが、その一つの形です。
程よく人柄が見えるので、フラットな関係性づくりにも貢献するでしょう。

【まとめ】

まず、企業には、障害者雇用が求められています。
義務だから、雇用するのか?
そうでなく、お互いにとって良い環境を作っていくことが今後、ますます求められると感じます。

以上です。では、また明日(^-^)v

(当該内容は、私の所属する組織とは一切関係はなく、全ての文責は私個人に属します。)

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この記事を書いたのは、こんな人。
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地方の中小病院に勤務する医事課畑出身の企画部門所属にする医療経営士2級。
名は、中神勇輝。2023年、医療経営士1級を受験予定。
(可能なら中小企業診断士も受験する予定。)
趣味は、ドラムと家庭菜園と筋トレ(HIIT最高!)と読書。