【理論と実践】令和5年度の中小企業診断士二次試験を受験してきました(事例4財務会計)

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令和5年11月5日 病院経営の理論と実践 2003号

■令和5年度の中小企業診断士二次試験を受験してきました(事例4財務会計)

中神勇輝(なかがみゆうき)
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おはようございます。中神です。

令和5年度の中小企業診断士二次試験、受験してきました!

今回は、事例4を振り返ります。

私の解答の文字数は正確ではありません。
ご了承ください。

1)振り返り・初見の所感

圧倒的に時間が足りなかったです。
試験時間が150分ぐらいあれば、解けたかもしれません(汗)

事例4は、ブログなどで自分の考えをまとめるというよりも、
ひたすら解きまくる形のアウトプットが良いですね。
今後は、ブログで事例4について細かく触れるのはいったん止めにしようと思います。
手を動かしてなんぼです。

2)実際の問題と自分の解答

与件文や財務諸表は、以下のURLよりご確認ください。

https://www.j-smeca.jp/attach/test/shikenmondai/2ji2023/D2JI2023.pdf

第1問(配点 20 点)

(設問1)

(1)問い

D 社の 2 期間の財務諸表を用いて経営分析を行い、
令和 3 年度と比較して悪化したと考えられる財務指標を 2 つ、
改善したと考えられる財務指標を 1 つ取り上げ、それぞれについて、
名称をa欄に、令和 4 年度の財務指標の値をb欄に記入せよ。
解答に当たっては、b欄の値は小数点第 3 位を四捨五入して、小数点第2 位まで表示すること。
また、b欄のカッコ内に単位を明記すること。

(2)答え

・悪化した財務指標

売上高営業利益率 11.59%
有形固定資産回定率 71.90回

・改善した財務指標

自己資本比率 77.56%

(3)感想

これは手応えあり、です!

(設問2)

(1)問い

設問1で解答した悪化したと考えられる 2 つの財務指標のうちの1つを取り上げ、
悪化した原因を 80 字以内で述べよ。

(2)答え

売上高営業利益率。
実店舗等での競争や他社の新製品新製品の市場への投入による競争激化による売り上げ減、
その中、人件費削減を行わなかったことが挙げられる。

(3)感想

概ね解答要素は拾い上げられたと思います。
他に書くとしたら、どのようなものがあるのか、気になります。
ふぞろいな合格答案や予備校の模範解答など、確認したいですね。

2問(配点 30 点)

(設問1)

(1)問い

D 社の2期間の財務データから CVP 分析を行い、D 社の収益性の分析を行う。
原価予測は営業利益の段階まで行い、2期間で変動費率は一定と仮定する。

以上の仮定に基づいて D 社の 2 期間の財務データを用いて、
1)変動費率
2)固定費を求め、
3)令和 4 年度の損益分岐点売上高を計算せよ。
4)求めた損益分岐点売上高を前提に、
令和3年度と令和4年度で損益分岐点比率がどれだけ変動したかを計算せよ。
損益分岐点比率が低下した場合は、△を数値の前に付けること。

解答に当たっては、変動費率は小数点第3位を四捨五入して、小数点第2位まで表示すること。
また、固定費および損益分岐点売上高は、小数点第2位まで表示した変動費率で計算し、
千円未満を四捨五入して表示すること。

(2)答え

63.31%(無理やり算出した変動費率・・・)

(3)感想

振り返ります。
連立方程式を作ろうとするも、固定費の形(Y?代入式?)が作れませんでした。
これは基本問題だったと思いますが、
あと一歩、解法が思い出せず。
固定費を変わらないものと仮定して無理やり、固定費等も出しましたが、
いやー、ダメダメでした。

(設問2)

D 社のサプリメントの製品系列では,W 製品,X 製品,Y 製品の3種類の製品を扱っている。
各製品別の損益状況を損益計算書の形式で示すと、次のとおりである。
ここで、この 3 製品のうち、X 製品は営業利益が赤字に陥っているので、
その販売を中止すべきかどうか検討している。

製品別損益計算書(単位:万円)

W 製品 X 製品 Y 製品 合計
売上高  80,000 100,000 10,000 190,000
変動費  56,000 80,000 6,000  142,000
限界利益 24,000 20,000 4,000  48,000

固定費
個別固定費 10,000 15,000 1,500 26,500
共通費   8,000 10,000 1,000 19,000
計     18,000 25,000 2,500 45,500
営業利益   6,000 △ 5,000 1,500 2,500

X 製品の販売を中止しても X 製品に代わる有利な取り扱い製品はないが、
その場合には X 製品の販売によって X 製品の個別固定費の 80 %が回避可能であるとともに、
X 製品と部分的に重複した効能を有する Y 製品に一部の需要が移動すると予想される。

(1)問い

1)需要の変動の無いとき、X 製品の販売を中止すべきか否かについて、
カッコ内の「ある」か「ない」に○を付して答えるとともに、20 字以内で理由を説明せよ。

(2)答え

販売は、中止するべきでは「ない」。
理由は、貢献利益が5000万円、共通費を一部回収。

(3)感想

これは、合っているでしょう。
王道の問題です。

(1)問い

2) X製品の販売を中止した場合に、現状の営業利益合計 2,500 万円を下回らないためには、
需要の移動による Y 製品の売上高の増加額は最低いくら必要か。計算過程を示して答えよ。
なお、割り切れない場合には、万円未満を四捨五入すること。

(2)答え

白紙です。

(3)感想

時間切れです。
じっくり時間が取れれば解けだだろうに・・・という思いです。
慣れ不足、瞬発力不足ですね。

(設問3)

(1)問い

D 社では、売上高を基準に共通費を製品別に配賦している。
この会計処理の妥当性について、あなたの考えを 80 字以内で述べよ。

(2)答え

売り上げ高だけでなく、設備面積や人件費など、多角的な視点でも見るべき。
利益が出ているかもしれない事業について誤った経営判断を下してしまう可能性がある。

(3)感想

ある程度適切なことは書けたであろう、と思います。
売上が多い割に、利益の少ない製品もありますし、
どんなコスト、経営資源を投入しているかも含めて考える必要はありますよね。
会計処理という視点に、どこまで食い込めたかは不安ですが・・・。

第3問(配点 30 点)

D 社は、研究開発を行ってきた男性向けアンチエイジング製品の生産に関わる
設備投資を行うか否かについて検討している。

以下の資料に基づいて各設問に答えよ。
解答に当たっては、計算途中では端数処理は行わず、
解答の最終段階で万円未満を四捨五入すること。
また、計算結果がマイナスの場合は、△を数値の前に付けること。

〔資料〕

1. 新製品の製造・販売に関するデータ

現在の男性向けアンチエイジング市場の状況から、新製品の販売価格は 1 万円であり、
初年度年間販売量は、0.7 の確率で 10,000 個、0.3 の確率で 5,000 個の販売が予想される。
また、同製品に対する需要は 5 年間を見込み、
2年度から5年度の年間販売量は、初年度の実績販売量と同数とする。

単位当たり変動費は 0.4 万円であり、毎年度の現金支出を伴う年間固定費は2,200 万円と予想される。
減価償却費については、次の「2. 設備投資に関するデータ」に基づいて計算する。

初年度年間販売量ごとの正味運転資本の残高は、次のように推移すると予測している。
運転資本は、5年度末に全額回収するため、5年度末の残高は「なし」となっている。
なお、初年度期首における正味運転資本はない。

初年度販売量 初年度から4年度の各年度末残高  5年度末残高
10,000 個   800万円             なし
5,000 個   400万円             なし

2. 設備投資に関するデータ

設備投資額は 11,000 万円であり、初年度期首に支出される。減価償却は、耐用年数5年で、
残存価額をゼロとする定額法による。また、 5 年度末の処分価額は取得原価の 10 %である。

3. 法人税等、キャッシュフロー、割引率に関するデータ

法人税等の税率は 30 %であり、D 社は将来にわたって黒字を確保することが見込まれている。
なお、初期投資以外のキャッシュフローは年度末に生じるものとする。

本プロジェクトでは、最低要求収益率は8%と想定し、これを割引率とする。
利子率 8 %の複利現価係数と年金現価係数は次のとおりであり、割引計算にはこの係数を適用する。

1 年 2 年 3 年 4 年 5 年
複利現価係数 0.926 0.857 0.794 0.735 0.681
年金現価係数 0.926 1.783 2.577 3.312 3.993

(設問1)

(1)問い

年間販売量が
1)10,000 個の場合と、
2)5,000 個の場合の正味現在価値を求めよ。1)については、計算過程も示すこと。
3)当該設備投資の正味現在価値の期待値を計算し、
投資の可否について、カッコ内の「ある」か「ない」に○を付して答えよ。

(2)答え

1)の答えは、19202.98としました。
2)は、その半分です(残り3分でとりあえず書く、という雑な解答です・・・)

期待値は、上記の1を「7割」、2を「3割」として計算し、
プラスだったので、「ある」としました。

(3)感想

残り5分の死闘で、とりあえず数値を書いた、という死に物狂いの解答です。
いやー、時間が足りない・・・ですね。
問題への慣れが圧倒的に足りなかったです。

(設問 2 )

(1)問い

1)初年度末に 2 年度以降の販売量が 10,000 個になるか
5,000 個になるかが明らかになると予想される。
このとき、設備投資の実行タイミングを1年遅らせる場合の当該設備投資の
正味現在価値はいくらか。計算過程を示して答えよ。

1 年遅らせる場合、初年度の固定費は回避可能である。
また、 2 年度期首の正味運転資本の残高はゼロであり、その後は資料における残高と同様である。
なお、 1 年遅らせる場合、設備の耐用年数は 4 年になるが、
その残存価額および処分価額は変化しないものとする。

(2)答え

何もできず・・・空白です。

(3)感想

撃沈ですね。
考える時間も取れれば、部分点を取れるぐらいのことはできたと思いますが、
いかんせん耐応力不足です。
時間があれば解けたかどうかは確認したですね。

(1)問い

2)上記1)の計算結果により、当該設備投資を初年度期首に実行すべきか、
2 年度期首に実行すべきかについて、根拠となる数値を示しながら 50 字以内で説明せよ。

(2)答え

とりあえず「実行すべき」とだけ書きました。

(3)感想

ぶら下がり問題ですので、当然、解ける訳もなく、同じく、撃沈です。

第 4 問(配点 20 点)

(設問 1 )

(1)問い

D 社は、基礎化粧品などの企画・開発・販売に特化しており、
OEM 生産によって委託先に製品の生産を委託している。
OEM 生産の財務的利点について 50 字以内で述べよ。

(2)答え

固定費が少ないため、資産リスクの低減、中心となる領域に経営資源を投入できる。

(3)感想

大きく外してはいないでしょう。
資産リスクの「陳腐化」と書きたかったですが、漢字が書けませんでした。

(設問 2 )

(1)問い

D 社が新たな製品分野として男性向けアンチエイジング製品を開発し販売することは、
財務的にどのような利点があるかについて 50 字以内で述べよ。

(2)答え

高齢化に伴う当該事業の需要を満たすべく、人的資源を投入し、売上の向上を狙う。

(3)感想

「財務的に」という点が、拾いにくかったですね。
予備校などの模範解答が楽しみです。

3)来年に向けて

無理くり記述した部分で、どれだけ点数が獲得できているか、楽しみです。
振り返ると、過去も空白で解答用紙を出していたことを思い出しました。
以下のような結果でした。

H 26年 54点
H 27年 58点
R1年  52点
R2年  53点

過去、解答用紙が空白が目立つ中でも、60点近くになっています。
頻出論点である「経営分析」、「CVP」、「NPV」に慣れて、
着実に点を取ることができれば合格に近づく、ということを改めて確認できた試験でした。

最後です。

事例1、2、3についても振り返ります。

それぞれ、設問4ー5問とある中で、最後の1問について急ピッチで仕上げることになったり、
骨子作成のメモの字が汚かったり、
あとで振り返ることが難しい書き方だったり、反省も多数ありました。

・設問を的確に読み取る練習
・骨子をシンプルに作成する練習
・解答の書き直し(消しゴムで消して書く)を無くし、頭の中で解答を作る練習

が必要と思いますね。

以上です。では、また明日(^-^)v

(当該内容は、私の所属する組織とは一切関係はなく、全ての文責は私個人に属します。)

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この記事を書いたのは、こんな人。
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地方の中小病院に勤務する医事課畑出身の企画部門所属にする医療経営士2級。
中神勇輝。2023年、医療経営士1級を受験。無事1次は通過、次は2次試験。
(2023年、中小企業診断士の1次試験は無事通過。次は2次試験)
趣味は、ドラムと家庭菜園と筋トレ(HIIT最高!)と読書。

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