【理論と実践】高齢化に伴って増える疾患とは

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令和5年11月25日 病院経営の理論と実践 2022号

■高齢化に伴って増える疾患とは

中神勇輝(なかがみゆうき)
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おはようございます。中神です。

【高齢化の影響】

人口動態の変化、なぜ高齢化が進むと患者が増えるのでしょうか?

端的にいうと、身体的な衰えから病気になりやすいからです。

最近よく聞く言葉に、以下のような言葉もあります。

ロコモティブシンドロームは、「運動器の障害のために移動機能の低下をきたした状態」です。
サルコペニアは、「筋肉減弱症」です。
フレイルは、「高齢による衰弱」です。

また、悪性新生物、高血圧症、脳卒中、糖尿病が増加しています。
誤嚥性肺炎、尿路感染症、骨折、眼疾患などもあります。

生活習慣病(慢性疾患)中心への疾病構造の変化、
要介護(要支援)認定者数の増加もあります。

こういった状態になりやすい年代が増えるわけなので、
罹患率を同じと考えれば、絶対量は増えます。

【求められる役割】

急性期の患者も一定数ありますので、急性期の病床は必要です。
それ以上に、生活習慣病をはじめとした疾患等の方が罹患率が高いため、
それらの増大に対応できる社会的な仕組み、
病院で言えば病床が必要、ということが言えそうですね。

地域包括ケア病棟の役割、
かかりつけ医機能を持つ病院の役割がますます増してきますね。

以上です。では、また明日(^-^)v

(当該内容は、私の所属する組織とは一切関係はなく、全ての文責は私個人に属します。)

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この記事を書いたのは、こんな人。
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地方の中小病院に勤務する医事課畑出身の企画部門所属にする医療経営士2級。
中神勇輝。2023年、医療経営士1級を受験。無事1次は通過、次は2次試験。
(2023年、中小企業診断士の1次試験は無事通過。次は2次試験)
趣味は、ドラムと家庭菜園と筋トレ(HIIT最高!)と読書。