【理論と実践】戦後から現代(2010年から2013年、医療保険や高齢者医療、介護)

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令和6年1月19日 病院経営の理論と実践 2077号

■戦後から現代(2010年から2013年、医療保険や高齢者医療、介護)

中神勇輝(なかがみゆうき)
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おはようございます。中神です。

医療経営士初級(3級)テキストの「医療経営史」より学びをシェアします。

今回は、戦後から現代(2010年から2013年、医療保険や高齢者医療、介護)について確認します。

1)2010年から2012年にかけて

2010年度の診療報酬改定では、高齢者医療や勤務医の負担軽減等が取り扱われました。
今につながっています。

また、社会保障税一体対策ということで、
高度急性期や地域包括ケアといった考え方も出てきます。
そして、BCPです。
非常時に復興・維持を優先するという取り組みも盛んに言われるようになりました。

2)2013年

持続性のある医療やJCIということが話題になっています。

3)医療保険制度の歩み

医療保険には、職域と地域の保険があります。
1961年には、国民皆保険制度が始まります。
それ以降、負担割合の変化等は、皆さん、ご存知の通りです。

4)高齢者医療

医療や福祉、年金といった社会保障費用が高齢化に伴い、増えていっています。

福祉においては、生活困窮者の支援や老人福祉法などがあります。

寝たきり高齢者への対応として、リハビリなども重要です。

老人保険法により、1983年、高齢者にも医療費の負担が求められるようになります。

保健料の負担についても不公平・不平等もあります。
退職者や高齢者に対する保険金の負担も課題になっていました。

5)介護

2000年には、高齢者にかかっていた医療費の財源について、
介護保険への移行が始まります。
介護保険の改定は3年に1度、行われ、今年はトリプル改定として行われる予定です。

介護療養型の廃止、在宅への流れ、サ高住、退院支援の推進など、
今につながっています。
訪問介護サービスなども重要な役割です。

以上です。では、また明日(^-^)v

(当該内容は、私の所属する組織とは一切関係はなく、全ての文責は私個人に属します。)

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この記事を書いたのは、こんな人。
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中神勇輝。地方の中小病院に勤務する医事課畑出身の企画部門所属。
2023年、医療経営士1級に合格!
2023年、中小企業診断士の1次試験の記述試験は突破、次は口述試験。
趣味は、ドラムと家庭菜園と筋トレ(HIIT最高!)と読書。