【理論と実践】生活習慣病とがん対策、後発医薬品、チーム医療(医療経営士テキスト 初級・2 所感)

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令和6年2月21日 病院経営の理論と実践 2110号

■生活習慣病とがん対策、後発医薬品、チーム医療(医療経営士テキスト 初級・2 所感)

中神勇輝(なかがみゆうき)
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おはようございます。中神です。

医療経営士初級(3級)テキストの「日本の医療政策と地域医療システム」より学びをシェアします。
今回は、医療提供体制(生活習慣病とがん対策、後発医薬品、チーム医療)について確認します。

【内容】

1、生活習慣病

・健康日本21

1次予防や重症化予防。

・健康増進法の制定、国民の責務

・義務化

生活習慣病は死亡原因の60%であり、医療費の33%を占める。(以前のデータ)
特定健診(目標に到達しない受診率)や特定保健指導(腹囲)の義務化。

2、がん

・がん対策基本法

癌で日本人の3分の1以上が死亡している。2分の1が罹患している。
予防や早期発見が大事。

・評価と見直し

医師の育成や緩和ケア、がん登録等。

3、後発医薬品

・PMDA(医薬品医療機器統合機構)

安全対策や審査。

・後発医薬品の状況

普及率が低い。進めようとしているのが国の政策。
処方箋の様式を変更することによる推進。
関連して、ドラッグラグの課題やデバイスラグの課題がある。

4、チーム医療

・各自の専門性を生かす
カンファレンスや電子カルテの活用。

・チーム医療の評価
様々な点数が増えてきている。

【所感】

・生活習慣病対策

令和6年度の診療報酬改定でも、生活習慣病管理料が話題になっています。
生活習慣病の対象者が非常に多い中、
そもそもそのような状態にならないように健診を進め、
悪化しないように指導をしていく体制が以前からとられていたということが分かりますね。
そして、思うように進んでいない、ということも改めて感じました。

・がん

早期発見ということでは、健診との関係性が深い部分です。

・後発医薬品

現在に続いている課題です。
後発品の使用を促進していくために、令和6年度の改定でも動きがあります。
例えば、処方箋料の変化、後発医薬品の使用の加算の点数の増加などです。

・チーム医療

また、ますます進められている部分です。
多職種連携という言葉を多くの機会で見かけますね。

以上です。では、また明日(^-^)v

(当該内容は、私の所属する組織とは一切関係はなく、全ての文責は私個人に属します。)

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この記事を書いたのは、こんな人。
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中神勇輝。地方の中小病院に勤務する医事課畑出身の企画部門所属。
2023年、医療経営士1級に合格!
2023年、中小企業診断士の1次試験の2次試験は突破、次は登録。
趣味は、ドラムと家庭菜園と筋トレ(HIIT最高!)と読書。