【理論と実践】教育の成果を「見える化」できていますか
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令和8年6月7日 医療・介護経営の理論と実践 2945号
■教育の成果を「見える化」できていますか
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おはようございます。中神です。
■がんばっているのに、伝わっていない
外部セミナーの参加、学会の発表、院内研修の準備、
録画動画の用意、視聴結果の確認など。
その教育の実態が組織に共有されていない。
そんな状況はないでしょうか。
外部セミナーへの参加、受講が義務付けられている会合、
資格取得の援助状況など、
全体像を見渡している仕組みを構築できている病院は多くないでしょう。
これはつまり、「教育に力を入れています」という言葉を、
数字で証明する手段がないということでもあります。
ただ、考えてみると、各種KPIは毎月報告されている中で、
教育関係は、「がんばっているけど、どのくらいか不明」
という状態のままではもったいないです。
■まず「何を測るか」を決めることから始める
指標づくりは難しく考えなくていいと思っています。
たとえば、学会や外部研修への参加件数・参加率。
資格取得支援制度の利用件数と合格率。
研修等の参加費。
必須研修の受講完了率。
こういった数字を月次で集めて、幹部に共有できる形にするだけで、
教育の「見え方」はガラッと変わります。
大切なのは、完璧な指標を最初から作ろうとしないこと。
まずは集められるデータから始めて、少しずつ精度を上げていく。
BSCには「成長の視点」もあり、
教育の視点を組み込んでいる病院もありますが、
各部署任せになってしまって形骸化しているケースも少なくありません。
経営企画や総務企画の部門が旗振り役となって、
教育の現状を「数字で語れる状態」にしていく。
それがひいては、トップの「教育重視」という方針を組織全体で
共有することにもつながります。
以上です。では、また明日(^-^)v
(当該内容は、私の所属する組織とは一切関係はなく、全ての文責は私個人に属します。)
テーマについて、ご要望あれば、コメントをどうぞ。
◇病院経営の見える化について公開講座(動画)の講師をする機会を頂きました。感謝(^_^)
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この記事を書いたのは、こんな人。
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中神勇輝(なかがみゆうき)。地方の中小病院に勤務する医事課畑出身の企画部門所属。
中小企業診断士、医療経営士1級。
趣味は、マラソン、ドラム、家庭菜園、筋トレ(HIIT)、読書。

