【1194】(読後所感)ゼロから学べる! ファシリテーション超技術(園部浩司)
日々の学びや気づきを言語化し、行動を変え、未来を変える一助に。
今日からしばらく「良い会議とは、良い会議の進め方とは」ということについて
考えてみたいと思います。
そもそも会議には、どのような種類があるでしょうか?
・情報共有
・営業等の進捗確認
・問題発見解決
・運営等の意思決定
・報告・説明
会社で働いていれば(地域の集まりでもありますよね)、何かしらの会議があります。
参加した会議で、「いまいち消化不良だったなぁ」と思う会議もあります。
逆に司会者として開催したが、「なかなかうまくできなかった」ということもあります。
参加者、また、ファシリテーターの立場で、良い会議とは何か、
ということについて考えてみたいと思います。
今回、紹介する本はこちらです。
「ゼロから学べる!ファシリテーション超技術」(園部浩司さん)
何回かに分けて紹介します。
心に残った内容は、いろいろな問題や課題、仕事がありますが、
それらについて、「ひとりで抱え込まなくて良いんだ」ということですね。
ファシリテーションを実践することで、
信頼できる仲間がいることに気づくんだよ、というなことを書かれてありました。
実際、仕事や問題解決は、皆で取り組むからこそ成果が出ますし、何より充実します。
その辺、ファシリテーションをする中で、感じたいところですよね。
では、具体的な内容ですが、会議において、とても大事な3つを紹介されていました。
それは、
・時間厳守
・決める、まとめる
・参加者の納得度が高い
です。
その中で一番大事なのは、「参加者の納得度が高いかどうか」ということです。
その納得度の高い会議の進め方について問われている本でしたね。
技術の発展で、力仕事や作業が減っていっています。
そこで「問題を解決する仕事」が増えている、と書かれていました。
その問題解決の場として会議がある訳ですが、
その会議をする際にアジェンダの事前準備は「主催者のマナーである」と書かれています。
何をしたいのか?
タイムスケジュールは?(前回の振り返り、情報格差を埋める、議論)
クローズは?(感想の共有、アクションの確認)
など、参加者が「今日はこんなことをするのか」という内容と目的を共有するためにします。
会議の目的は、問題解決です。
ですが、その問題が見えたときに、その解決策に飛びつく前に、
原因をしっかり洗い出しましょう、ということに留意しましょう。
結構、ありがちな展開です(苦笑)
頭に置いておきたいのは、
・現状とあるべき姿とのギャップ
・問題の原因特定
・解決策
この3つのステップ。この流れをしっかり踏みましょう、ということ。
問題を見つけたら、すぐに解決策に行かずに主な原因は何か、を探ること。
それをブレストといった形で行う。
・批判しない
・自由に
・便乗オッケー
といったKJ法の仕組みを使えます。
また、会議のルールとして、
・発言しましょう
・意見を言ってもらうときは簡潔にしてもらいましょう
・最後まで話を聞きましょう
・時間は厳守しましょう
・うなずきなどの反応しましょう
といったことも勧められていました。
本日はここまで。
まとめます。
問題や仕事は一人で抱え込まなくて良い、ということ。
主催者のマナーとして、アジェンダを作ること。
目的を共有すること。みんなで目的に向かって行動するファシリテーションを目指すこと。
意見を引き出し、それらを整理し、見える化すること。
現状の問題発見、原因分析、解決策の流れをフレームワークとして持っておくこと。
これらを自分の行動に落としていきたい、と思いますね。
では、また明日(^_^)v
テーマについて、ご要望あれば、コメントをどうぞ。