【1509】ホームページによる情報公開は地域への責任

~病院職員が、安心して、仕事の生産性高く、充実して働ける未来の一助へ~

中神勇輝です!

1509目。「病院経営の理論と実践塾」より、日々の学びや気づきをお知らせします(^_^)

先日、自分の病院を含めて4つの医療機関と、ホームページについて話し合う機会がありました。
WEB会議、便利です!

はい。ということで、ホームページ、大事ですよね。

自分の病院で、どのような医療を提供しているのか、その時々のトピックの紹介など、重要な役割を果たしています。

ホームページは、患者さんが受診をするきっかけとして、紹介、口コミと並んで大きな理由の一つです。
集患の重要な役割を果たします。
地域住民とのコミニュケーションのツールとしても重要です。

そんなホームページ。
今回、話している中で印象深かったのは、

患者さんや家族、その他関係者など、ホームページの訪問者が「知りたい!」と思っている内容にアクセスしやすいかどうか?

という点ですね。

知りたい情報にたどり着けるかどうかは、階層の深さがポイントになります。
深すぎると、どこを見れば良いか、どこまで行けば良いか、分かりにくいです。
とはいえ、浅すぎると、トップ画面が広すぎて逆に探しにくい、ということも起きます。

伝えたい内容が伝わる構成、階層にになっているか。
大項目から中項目、中項目から小項目へ、どのように落としていくか、見直しをする際のポイントになりますね。

また、内容そのものも大事です。

診療科や部門によってコンテンツの量にもばらつきが生じます。
例えば、診療に力を入れている割に、ホームページの内容が薄い、ということもあります。
ホームページの内容にまで、パワーを回せない、など。
その診療科の忙しさ、医師のやる気、またはホームページ担当者の取材力にも影響を受けそうです。
診療自体に力を入れており、集患したいのであれば、それ相応の内容にしたいですよね。

次に、自前か外注か、という話もあります。

自前で作るのか?
外注するのか?
外注するにしても、内製できるコンテンツ範囲も決めておくのか?

様々な考え方があります。

これについては、ハコは外注、よく変更するコンテンツは自前、というのが、やりやすい感じですね。

最後です。

よく見られているページをしっかり分析しているかどうか、も大事です。

解析の結果、結構見られている(ビュー数が多い)のに、内容が不十分なものがあると分かれば、改善することで、効果が変わるのは目に見えています。
ちなみに医師やスタッフ紹介は結構見られます。
どんな人に診てもらえるのか患者さんからしたら興味津々です。
そこに、詳しく得意分野や人柄が分かるものが掲載されていれば、見たくなりますよね。

ということで、ホームページ、大事です。数年に1回、見直してみることも良いですね。

以上です。では、また明日(^-^)v

(当該内容は、私の所属する組織とは一切関係はなく、全ての文責は私個人に属します。)

テーマについて、ご要望あれば、コメントをどうぞ。

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この記事を書いたのは、こんな人。
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地方の中小病院に勤務する医事課畑出身の企画部門所属にする医療経営士2級。
名は、中神勇輝と申します。今年、医療経営士1級を受験予定。
(可能なら中小企業診断士も受験する予定。)
趣味は、ピアノとドラムと家庭菜園と筋トレ(HIIT最高!)と読書。
(記載内容は、所属する医療機関の発言でなく個人の意見です)