【理論と実践】リスク移転及び共有とは?(ISO31000)

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令和5年6月16日 病院経営の理論と実践 1860号

■リスク移転及び共有とは?(ISO31000)

中神勇輝(なかがみゆうき)
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おはようございます。中神です。

〜今日のテーマ〜

本日の内容は、 医療経営士1級受験対策ということで学びをシェアしていきたいと思います。
(長英一郎さん作成の問題集より)

ISO31000で言われる「リスク移転及び共有」について確認してみましょう。

ちなみに、その他の考え方として、リスク低減、リスク保有、リスク回避というものがあります。
最後に簡単に紹介します。

まずリスク移転から確認します。

具体的な方法は、保険への加入があります。
ここで言われるリスクとはどのようなものでしょうか。
医療事故や訴訟などです。
医療過誤保険や賠償責任保険に加入することで、リスクを移転させ、安定した病院運営につなげることができます。

次に、リスク共有はどうでしょうか。

これは、提携施設との協力体制をしっかり構築し、リスクを分散させよう、という考え方です。
リスクの具体例として、医師不足や患者の急増があります。
人材や設備を共有することで、リスクに対応できる体制を作り、サービスの質を向上させることができます。

最後に、他の3つを紹介します。

リスク低減は、教育訓練やマニュアル整備があります。
リスク保有は、内部留保や、大きな問題にならないリスクはあえて放置する、ということもあります。
リスク回避は、新規事業に手を出さないこと、ですね。

本日は、「リスク移転および共有」を中心に、リスクに対する4つの考え方を学びました。

以上です。では、また明日(^-^)v

(当該内容は、私の所属する組織とは一切関係はなく、全ての文責は私個人に属します。)

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この記事を書いたのは、こんな人。
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地方の中小病院に勤務する医事課畑出身の企画部門所属にする医療経営士2級。
名は、中神勇輝。2023年、医療経営士1級を受験予定。
(可能なら中小企業診断士も受験する予定。)
趣味は、ドラムと家庭菜園と筋トレ(HIIT最高!)と読書。

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