【理論と実践】地域医療を支える「かかりつけ医機能」と診療報酬
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令和7年8月5日 医療・介護経営の理論と実践 2640号
■地域医療を支える「かかりつけ医機能」と診療報酬
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おはようございます。中神です。
今回は、地域医療の要である「かかりつけ医機能」と、
関連する「診療報酬」についてご紹介します。
■かかりつけ医機能の役割と意義
かかりつけ医機能とは、何でしょうか。
患者さんの日常的な健康管理から病気の治療、さらには介護まで、
総合的かつ継続的にサポートする役割です。
これにより、患者様は身近な場所で安心して相談し、
必要に応じて専門医療や福祉サービスへ円滑に繋がることができます。
■かかりつけ医機能を評価する診療報酬制度
この機能の充実を図るため、
診療報酬では「機能強化加算」や「地域包括診療料」、といった評価が設けられています。
これらの加算は、患者さんの服薬管理、専門医療機関への紹介、
健康相談、介護連携、緊急時対応など、かかりつけ医が行う多角的な取り組みを評価し、
医療機関の努力を評価しています。
また、「生活習慣病管理料」も、その推進と言えるでしょう。
これらは、主に、地域のクリニックや中小病院などが担う役割です。
診療報酬の仕組み、地域との連携を踏まえ、
地域の方が住み慣れた地域で質の高い医療・ケアを継続的に受けられるよう、
取り組んでいく必要がありますね。
以上です。では、また明日(^-^)v
(当該内容は、私の所属する組織とは一切関係はなく、全ての文責は私個人に属します。)
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中神勇輝(なかがみゆうき)。地方の中小病院に勤務する医事課畑出身の企画部門所属。
中小企業診断士、医療経営士1級。
趣味は、マラソン、ドラム、家庭菜園、筋トレ(HIIT)、読書。