【理論と実践】院外処方箋料の引き下げの議論

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令和7年12月11日 医療・介護経営の理論と実践 2768号

■院外処方箋料の引き下げの議論

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おはようございます。中神です。

中医協の議論で、処方箋料の引き下げについて、議論がされています。

処方箋料といえば、外来。
外来といえば、クリニック。

まさに、診療所の経営面に注目された議論です。

とはいえ、病院でも、外来はあります。

その規模の多少は、違いますが、
これが実現すると、どの医療機関も減収となります。

メリハリのきいた改定を目指す、と言われていますが、
外来という、基本の領域の報酬を落とす改定が
何をもたらすか、想像に難くありません。

院外処方を減らして、院内処方を増やすのか。
受診期間を短くして、来院頻度を増やすのか。
どちらにしても、医療機関、患者共に非効率を発生させる可能性もありますし、
焼石に水でしょう。

このような議論を聞けば聞くほど、
プラスの診療報酬を期待しても、限界があり、
内部の構造を変える方向に思考を転換させる必要があると感じる議論でした。

以上です。では、また明日(^-^)v

(当該内容は、私の所属する組織とは一切関係はなく、全ての文責は私個人に属します。)

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この記事を書いたのは、こんな人。
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中神勇輝(なかがみゆうき)。地方の中小病院に勤務する医事課畑出身の企画部門所属。
中小企業診断士、医療経営士1級。
趣味は、マラソン、ドラム、家庭菜園、筋トレ(HIIT)、読書。

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