【理論と実践】医療機関の機能の分化・連携と地域における医療の確保
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令和7年12月19日 医療・介護経営の理論と実践 2776号
■医療機関の機能の分化・連携と地域における医療の確保
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おはようございます。中神です。
妖怪ウォッチぷにぷに、というゲームで、葬送のフリーレンコラボがありました。
やや課金勢として、推しキャラ獲得のために、
育成チケット、イベントゲーム用にやや課金しましたので、
次回イベントは大人しくしておきます。
ということで、本日の話題です。
12月12日に、令和8年度診療報酬改定の基本方針の概要が発表されました。
その大項目が、4つ示されており、今日は、その2つ目です。
それが、以下の内容です。
(2)2040年頃を見据えた医療機関の機能の分化・連携と
地域における医療の確保、地域包括ケアシステムの推進
【具体的方向性】
○患者の状態及び必要と考えられる医療機能に応じた入院医療の評価
○「治し、支える医療」の実現
・在宅療養患者や介護保険施設等入所者の後方支援機能(緊急入院等)を
担う医療機関の評価
・円滑な入退院の実現
・リハビリテーション・栄養管理・口腔管理等の高齢者の生活を支えるケアの推進
○かかりつけ医機能、かかりつけ歯科医機能、かかりつけ薬剤師機能の評価
○外来医療の機能分化と連携
○質の高い在宅医療・訪問看護の確保
○人口・医療資源の少ない地域への支援
○医療従事者確保の制約が増す中で必要な医療機能を確保するための取組
○医師の地域偏在対策の推進
いわゆる、かかりつけ病院を評価する、というように理解できます。
訪問診療を担う、その患者さんが入院を必要とすれば受け入れる、
そして、地域や在宅へ戻れるような支援を評価する、と言われています。
外来医療については、
どのようにメリハリをつけられるのか、危惧をしています。
これまでの議論で、機能強化加算の是非について
問われることもありました。
機能強化加算の廃止は、
外来継続のインセンティブ(財源)が失われ、
かかりつけ医療の維持が困難になりかねません。
このメリハリ政策がどのようになっていくか、
フォローしていきましょう。
以上です。では、また明日(^-^)v
(当該内容は、私の所属する組織とは一切関係はなく、全ての文責は私個人に属します。)
テーマについて、ご要望あれば、コメントをどうぞ。
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この記事を書いたのは、こんな人。
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中神勇輝(なかがみゆうき)。地方の中小病院に勤務する医事課畑出身の企画部門所属。
中小企業診断士、医療経営士1級。
趣味は、マラソン、ドラム、家庭菜園、筋トレ(HIIT)、読書。


