【1064】メンタルを守る

日々の学びや気づきを言語化し、行動を変え、未来を変える一助に。

最近、職場で、メンタルヘルスというテーマが話題になりました。

そんな折、「月刊保険診療」にて、メンタル不調について特集が組まれていました。

そもそも、メンタルヘルス不調とは、

「精神および行動の障害に分類される精神疾患や自殺のみならず、
労働者の心身の健康、社会生活及び生活の質に影響を与える可能性のある
精神的および行動上の問題を幅広く含むもの。」(厚生労働省、2015)

とのこと。

そして、今のトレンドは、メンタルヘルス不調の発症の抑制、です。

メンタルを崩すと、うつ病への進行、社会生活や会社での就業が難しくなることもあります。

悪くなる前のケアが大事であり、例えば、

・セルフケア
・組織のラインによるケア
・産業保険スタッフによるケア
・事業場外資源によるケア

が挙げられていました。

・自分でのケア。
・職場での上司の関わりによりケア。
・職場での上司以外の組織的なケア。
・職場以外でのケア。

と言い換えられるでしょうか。

会議

その介入方法として、

全体的予防介入、選択的予防介入、指示的予防入など、啓蒙的な関わり、個人への関わりがあります。

その中で紹介されていた「ストップ、リラックス&スィンク」

一度、立ち止まる。深呼吸する。考える。

シンプルですが、大事です。

そして、コロナ禍における医療者のメンタルが維持できるどうか、について。

医療者は「人々のために」という使命感だけで職務をこなしている訳ではありません。
そのままでは、燃え尽き症候群に陥る可能性も高いです。
自身でメンタル不調に陥らない工夫が求められますし、
組織に助けてくれる人、仕組みがあれば助けを求めましょう。
潰れてしまっては他人に迷惑がかかるとか、そんなことは気にしなくて良いです。
何より自分がかわいそうです。

コロナ禍における医療スタッフのメンタルヘルスケアは重要です。
患者の受け入れ、環境整備など、今までとまたまたか異なるタイプのストレスが生じています。
自分に対して、また、周りに対して、どれだけケアできているか振り返ってみましょう。

そのケアの三本柱について。

それは、

・啓発
・スクリーニング(チェックテストなど)
・メンタルヘルス相談

具体的な事例として6つ紹介されていました。

タイトルは、

・感染への不安や道徳的気づき。
・長期化する状況におけるバーンアウトとそれを予防する仕組み
・先の見通しが立たない中での管理体制に対する不満
・感染にまつわる誹謗中傷(同僚からのコロナ・ハラスメント)
・感染した職員の復職支援
・施設以外への職員派遣や受援体制のあり方

です。

リフレッシュする機会が少ないこと、
職場での人間関係のこと、
環境を整備すること。

いろいろ課題はありますが、まず自分自身が潰れないこと。

「朝日を浴びて、よく運動して、よく寝る。」

セルフケアは、これに尽きます。

ではまた明日(^-^)v

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