【873】組織風土を作るもの、変えねばならないこと
中神勇輝です。今回で、873回目です☆
日々の学びや気づきを言語化し、行動を変え、未来を変えていきましょう。
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では、本日の内容です。しばらく、試験勉強の振り返りを兼ねた、学習した内容に
ついて、感じたことを書いていきます!よろしくお願いします!
今回は、中小企業診断士試験の二次試験の令和元年の事例1からです。
第 2 問(配点 20 点)
A 社長を中心とした新経営陣が改革に取り組むことになった高コスト体質の要因は、古い営業体質にあった。
その背景にある A 社の企業風土とは、どのようなもの であるか。100 字以内で答えよ。
という問いでした。
前提として、そもそも企業風土とはなんでしょうか?
「会社の人が共通に認識される価値観や規則のこと」です。
その企業風土は、どのように作られるというと、その一つの要因として、
競争環境(5フォースモデル)があります。
同じ業界内での競争。
売り手や買い手からの圧力(交渉力)。
新規参入や代替品の脅威。
など。また、外部環境の変化に対応していく中でも、作り上げられていきます。
もちろん社長などのトップの考え方の発信などもありますので、
内部、外部からのさまざまな要因で作られていきます。
この組織風土、良い方に作用することもあれば、悪い方に作用することもあります。
今回の事例で言えば、変革や新しい取り組みが必要となったときに、
その妨げになっている、ということがありました。
規制に守られているとか、補助金が多く出ているとか、
危機を危機と感じずに、「何とかなるさ」と、
ちょうど「ゆでガエル」のようにゆっくり沸騰していくと熱湯になるま気づかず、
茹で上がってしまう(手遅れになる)状態ですね。
新規事業や改革が必要なのに、消極的という状態のことです。
会社の目標に向かって邁進させることもあれば、今回の事例のように、
改革をストップさせる要因にもなり得ます。
状況を見極め、変えるべき点は変える。
普段の仕事でも、あるある事例だと思います。留意したいと思います。
では、また明日(^_^)
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