【理論と実践】介護サービス事業(居宅・後半)(介護福祉経営士テキストを通して)

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令和6年5月26日 医療・介護経営の理論と実践 2205号

■介護サービス事業の要件と各種サービス(居宅・後半)(介護福祉経営士テキストを通して)

中神勇輝(なかがみゆうき)
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おはようございます。中神です。

【はじめに】

令和6年度の診療報酬・介護報酬改定対応に奔走されている医療機関が多いことでしょう。
私もその一人です。

・急性期の厳格化と高齢者救急医療の受け入れ態勢の整備
・基本診療に対する賃上げ分の上乗せ
・負担軽減や連携を促進する取り組み・DX化の評価
・感染対策の労力を補填する加算
・生活や食事を支え、改善するための多職種の協働、地域との連携

を推進するために、新規点数の設定、既存点数の是正が加わったと感じます。

森(全体)を見て、木(個別項目)を見ていく必要があります。

【理由・参考書】

医療介護連携が重要視されていますので、介護福祉経営について大枠を学習しています。

最近は、介護福祉経営士テキスト基礎編1ー4(第3版)
「介護福祉の仕組み」を参考書に使っています。

( テキストは以下からどうぞ。(最新版は第4版です)
https://www.jmpshop.jp/products/detail/2138
「介護福祉経営士テキスト JMIP」で検索してください。 )

学習目標として、介護福祉経営士2級の受験を考えています。

こういった試験・テキストの良いところは知識や体系を網羅的に学べることです。
私自身の理解や補足確認した内容などが混ざりますので、
詳細や正確な内容を確認したい方は、テキストをご購入ください。

【本日の内容】

今回は、「介護サービス事業の要件と各種サービス(居宅・後半)」について、学習しました。

1、通所介護、地域密着型通所介護(療養通所介護を含む)

居宅要介護者について、施設またはデイサービスに通い、日常生活上の世話や機能訓練を行うことです。
日常生活上の世話などを行うことによって、利用者の社会的孤立感の解消及び心身の機能の維持、
並びに利用者の家族の身体的及び精神的負担の軽減を図ります。

2、通所リハビリテーション、介護予防通所リハビリテーション

居宅要介護者について、老健や介護医療院、病院等の施設に通わせて、
心身の機能の維持回復や日常生活の自立を助けるために行うリハビリテーションのことです。

3、短期入所生活介護、介護予防短期入所生活介護

居宅要介護者について、短期入所施設に短期間入所させて、
入浴や排泄、食事等の介助等を行うことです。

4、短期入所療養介護、介護予防短期入所療養介護

居宅要介護者について、老健、介護医療院、その他厚労省法令が定める施設に短期間入所させ、
看護、医学的管理のもとにおける介護、機能訓練等を行うことです。

5、福祉用具貸与、介護予防福祉用具貸与

居宅要介護者について、日常生活上の便宜を図り、
介護者等の機能訓練のための用具等を貸与します。
利用者の心身の状況、利用者の希望や環境等に基づき、
適切な用具の選定の援助、取り付け、調整等を行うことが基本方針です。
福祉用具相談員という役割を担当する人もいます。

6、特定福祉用具販売、特定介護予防福祉用具販売

居宅要介護者について、福祉用具のうち、
入浴、または排泄の用に供するものを販売することです。

7、居宅介護支援、介護予防支援

居宅要介護者について、心身の状況や環境、介護者や家族の希望等を考慮し、
利用が適切と思われる指定居宅サービスの種類や内容を検討し、
担当する者や計画を作成し、そのサービス等の提供が確保されるように連絡、調整、便宜の提供等を行うこと、
また、関係施設への紹介等を行う事業を居宅介護支援事業といいます。

8、その他のサービス(次回以降に紹介します)

・特定施設入居者生活介護、介護予防特定施設入居者生活介護、地域密着型特定施設入居者生活介護
・介護老人福祉施設(特別養護老人ホーム)、地域密着型介護老人福祉施設
・介護老人保健施設
・介護医療院
・介護療養型医療施設(廃止)
・定期巡回・随時対応型訪問介護看護
・夜間対応型訪問介護
・認知症対応型通所介護、介護予防認知症対応型通所介護
・小規模多機能居宅介護、介護予防小規模多機能居宅介護
・看護小規模多機能居宅介護
・認知症対応型共同生活介護、介護予防認知症対応型共同生活介護
・共生型サービス

9、所感

居宅で介護を受ける方について、どのようなサービスがあるか、勉強になりました。
介護による生活支援、リハビリによる機能回復、
その他、福祉用具選定や居宅介護支援事業等、さまざまな選択肢があることをあらためて実感しますね。

以上です。では、また明日(^-^)v

(当該内容は、私の所属する組織とは一切関係はなく、全ての文責は私個人に属します。)

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この記事を書いたのは、こんな人。
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中神勇輝。地方の中小病院に勤務する医事課畑出身の企画部門所属。
2023年、医療経営士1級に合格!
2023年、中小企業診断士の1次試験の2次試験は突破、次は登録。
趣味は、ドラムと家庭菜園と筋トレ(HIIT最高!)と読書。

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