【1441】クリニカルパスと医療の質
~病院職員が、安心して、仕事の生産性高く、充実して働ける未来の一助へ~
中神勇輝です!
1441日目。「病院経営の理論と実践塾」より、日々の学びや気づきをお知らせします(^_^)
しばらく医療経営士の試験対策も兼ねて、長英一郎さん作成の医療経営士1級の予想問題集より学びをシェアします。
今日のテーマは「クリニカルパスと医療の質」について。
そもそもクリニカルパスとは何か、基本的な内容から確認してみましょう。
一言で言うと、
「各疾患の標準的な治療の多職種の工程表」
です。
クリニカルパスのメリットの一つ目。
標準とのバリアンス(ズレ)に気づくことができる。
思ったりも良いズレ(プラスのズレ)なら喜ばしいことですが、負のバリアンス(ズレ)は、問題です。
標準があるからこそ、標準から外れた、ということに気づけますし、課題に対応することができますよね。
メリットの二つ目。
医療提供量のズレとして、過剰医療、過少医療、ということがあります。
クリニカルパスは、その過剰医療や過少医療を防ぐ役割を持っています。
疾患別の平均在院日数と比べて、大きな誤差はないか、短縮できないか、という視点を持つことができます。
不適切な治療が行われていないか、チェックする機能もあります。
こういった標準的な治療工程表があるからこそ、多職種で連携もできますし、ズレにも気づくことができる。
そういったメリットがあり、それが何より、「患者さんのベネフィット(特になる、役に立つ)」につながっていきますね。
本日は、以上です。では、また明日(^-^)v
(当該内容は、私の所属する組織とは一切関係はなく、全ての文責は私個人に属します。)
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この記事を書いたのは、こんな人。
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地方の中小病院に勤務する医事課畑出身の企画部門所属にする医療経営士2級。
名は、中神勇輝と申します。今年、医療経営士1級を受験予定。
(可能なら中小企業診断士も受験する予定。)
趣味は、ピアノとドラムと家庭菜園と筋トレ(HIIT最高!)と読書。
(記載内容は、所属する医療機関の発言でなく個人の意見です)