【理論と実践】商店街の現状、そして海外展開(地域と海外と)

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令和5年1月19日 病院経営の理論と実践 1712号

■商店街の現状、そして海外展開(地域と海外と)

中神勇輝(なかがみゆうき)
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おはようございます。中神です。

〜最近のブログのテーマ〜

・平日は、中小企業診断士関係
・土日は、医療・介護経営関係

今日は、平日ですので、中小企業診断士関係です。
最近の参考図書は、「中小企業白書」です。

〜今日のテーマ〜

「商店街の現状」

・商店街の最近の景況

2021年度は「衰退の恐れがある / 衰退している」 と回答した割合が67.2%と最も多くなっている。
ただ、2009年度(77.6%)と比べるとその割合は低下しており、景況は一定の改善が見られる。

人口規模別に見ると、人口規模が小さくなるにつれて「衰退の恐れがある/衰退している」と回答した割合が高い。

とあります。

医療機関と商店街は、直接関係ないように思います。
地域にあるのが商店街です。
広くいえば、関係します。
地域の商店街と医療機関との連携というのも選択肢の一つだろう、と思います。

・最近 3年間の来街者数の変化

2021年度は「減った」と回答した割合が前回調査よりも増加し約7割。

減少した要因について見ると、2021年度は「魅力のある店舗の減少」が最も多くなっている。
特に「集客イベント等の未実施」を来街者の減少要因として回答する割合が、2018年度から2021年度にかけて大きく増加。

(多い順には以下の通り)

魅力ある店舗の減少
地域の人口減少
業種・業態の不足
近郊の大型店の進出
集客イベント等の未実施

とあります。

元々、多いのは、魅力ある店舗の減少や地域の人口減少です。
その中、低い位置にあった集客イベントの未実施の解答率が上がってきたのは時代を表していますね。
病院も健康講座や出張講座はしにくい時期がありました。
それも、だいぶ緩和してきました。
地域の方とつながる大事な機会です。
方法を変えながら、交流はしていきたいものです。

・海外展開

1)企業規模別に見た直接輸出企業割合の推移(経済産業省「企業活動基本調査」)

これを見ると、中小企業の直接輸出企業割合は長期的に増加しているが、足元では横ばいで推移している。
(大企業は増えている)

また、中小企業の輸出額と売上高に占める輸出額の割合の推移を見ると、
ともに2016年度までおおむね増加傾向であったが、その後は減少傾向に転じている。

2)企業規模別の直接投資企業割合の推移

中小企業の直接投資企業割合についても長期的に増加傾向にあるものの、足元では横ばい。
(大企業は増えている)

とあります。

中小企業はなかなか海外への輸出も投資も厳しい、という現実を知りました。
大企業は増え続けているんですよね。
やはり経営資源があることは強みです。

医療機関について考えてみますと、医療機関は輸出しませんし、海外に投資する機会も少ないです。
ただ、病院でも大きな法人であれば、何らかの形で海外との関わりを持っています。
それが、どのような展開を見せるのか、まだまだ不明なところもありますが、
その病院にとって目的を果たす手段となりそうであれば、考えたい選択肢である、と思いますね。

以上です。では、また明日(^-^)v

(当該内容は、私の所属する組織とは一切関係はなく、全ての文責は私個人に属します。)

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この記事を書いたのは、こんな人。
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地方の中小病院に勤務する医事課畑出身の企画部門所属にする医療経営士2級。
名は、中神勇輝。2023年、医療経営士1級を受験予定。
(可能なら中小企業診断士も受験する予定。)
趣味は、ドラムと家庭菜園と筋トレ(HIIT最高!)と読書。