【1284】後工程はお客様、内部顧客を大事にしよう

~病院職員が、安心して、仕事の生産性高く、充実して働ける未来の一助へ~

今日は、「後工程はお客様、内部顧客を大事にしよう」ということについて考えてみたいと思います。

医療経営士テキスト「医療品質経営」からの紹介です。

品質を維持するにあたり、後工程のことを考えることが、とても大事!
という話ですね。

仕事は、自分だけで完結する、ということ滅多にないです。
たいてい、後工程があります。
医療で言うと、診察の後には、どのようなものがあるでしょうか。

例えば、電子カルテでの検査オーダー。
間違えると、臨床検査技師が困ります。
医事課でも請求間違いが起きてしまいます。

検査や医事は、内部顧客であり、最終的に困るのは外部顧客である患者さんです。
ミスが発生しない、クレームにならないような体制を作らなければ、
色々なところに迷惑がかかってしまいます。

逆に、正確に仕事をすれば(間違いが起きないような仕組みにすれば)、
検査もスムーズに行き、会計もスムーズに行き、何の問題もなくなります。

お客と言えば、外部顧客ばかりに目に行ってしまいがちですが、
実は、「身内の職員に対し、適切に仕事を引き渡す」という思考はめちゃくちゃ大事です。

事務的な仕事においても、とりあえずやりました、というやっつけ仕事では、
相手は満足されませんし、最初の品質が悪ければ、その後の仕事の品質も、もちろん悪くなります。

自分の言ったこと、やったことに責任を持つこと。
後工程はお客様、自法人の職員であっても、
それはお客様である、という視点を持つことで、仕事の質が上がります。

まずは身近な人にどんな仕事をしているか、振り返ってみたいですね。

では、また明日(^-^)v

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