【1453】社会医療法人に求められる役割とは?

~病院職員が、安心して、仕事の生産性高く、充実して働ける未来の一助へ~

中神勇輝です!

1453日目。「病院経営の理論と実践塾」より、日々の学びや気づきをお知らせします(^_^)

しばらく医療経営士の試験対策も兼ねて、長英一郎さん作成の医療経営士1級の予想問題集より学びをシェアします。

(こちらは旧年度版です。最新版は、以下からどうぞ。)

今日のテーマは「社会医療法人の役割」について考えてみましょう。

社会医療法人と似た役割を持っているのは、自治体病院です。
たいていの市町村に、○○市民病院と言われる病院があります。

その市民病院の一つの役割は、地域の医療で欠けている医療機能を埋めることです。

欠けがちな医療機能とは、

・救急医療
・僻地医療
・周産期医療
・小児医療
・災害医療

といった部分ですね。

ただ、こういった機能を市民病院だけで、全て対応することは現実的ではありません。

単純にそういった機能を全てカバーすることは現実的ではありません。
機能を増やしたくても行政の財政難で予算を回せないこともあるでしょう。
市民病院に医師が集まらないという現実もあります。

上記の理由から、市民病院だけでは、なかなか対応しきれない部分があります。

地域から必要とされつつも不足する部分を補う役割が社会医療法人に期待されています。
公的病院の受け皿、でもあります。

地域の医療を守る、という役割を期待されているからこそ税率で優遇されてる部分もあります。

それぞれの役割、担い、連携しながら地域の医療を守っていきたいと感じます。

以上です。では、また明日(^-^)v

(当該内容は、私の所属する組織とは一切関係はなく、全ての文責は私個人に属します。)

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この記事を書いたのは、こんな人。
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地方の中小病院に勤務する医事課畑出身の企画部門所属にする医療経営士2級。
名は、中神勇輝と申します。今年、医療経営士1級を受験予定。
(可能なら中小企業診断士も受験する予定。)
趣味は、ピアノとドラムと家庭菜園と筋トレ(HIIT最高!)と読書。
(記載内容は、所属する医療機関の発言でなく個人の意見です)