【理論と実践】オンライン診療の導入の障壁突破?

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令和4年9月1日 病院経営の理論と実践 1572号

■オンライン診療の導入の障壁突破?

中神勇輝(なかがみゆうき)
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こんにちは。中神です。

9月。台風の影響で、大雨です。皆さま、お気をつけくださいませ。

さて、今日も医療経営士1級受験直前アウトプットです!
本日も長英一郎さん作成の医療経営士1級予想問題集より。

「オンライン診療の導入の推進のために医療経営士としてできることは?」というお題です。

私の解答例の骨子は、以下の通りです。

・オンライン診療が患者の利便性・満足度を上げることを訴える
・コロナ禍で、対面を避けることができる
・他院での成功事例を収集し、自院に還元する。
・導入の旗振り役・診療体制の構築を支援する。

いい感じに書けたわ〜、と思いましたが、ここで解答例も紹介します!

・医師の理解を得ること!

なるほど!ですね。

当院は、医師がやる気になってくれていたので、全く思いませんでした。
これは、その医療機関ごとに変わることですね。

医師の理解を得る、という点からすると、まず1人からでも前向きに取り組んでくださる方がいると良いですね。

患者にとってメリットがある、必要とされていることを訴える。
コロナ禍で、対面診療を避けたい、というニーズもあるでしょう。
初診は発熱外来だけ、再診は投薬のみの患者さんなど、やりやすい方から始めることも有効です。

・高齢者には難しいんじゃないか、という懸念!

これに対しては、家族や介護職員がサポートしている、という事例を紹介するのも良いです。
(事例紹介は大事ですね)

・オンライン診療の体制を整える!

通信速度の確認。
セキュリティー確保。
スピーカー確認。
オンライン決裁の準備、段取り。
医師のPC操作のサポート体制。
予約に遅れが生じた場合の患者への連絡体制。

など、これらの診療体制を整えるのが結構大変なんですよね。
(経験者は語る・・・)

ということで、立場が変われば、対策も変わります。
とはいえ、共通することも多いです。
できることを取り組んでいきたいですね。

以上です。では、また明日(^-^)v

(当該内容は、私の所属する組織とは一切関係はなく、全ての文責は私個人に属します。)

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この記事を書いたのは、こんな人。
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地方の中小病院に勤務する医事課畑出身の企画部門所属にする医療経営士2級。
名は、中神勇輝と申します。今年、医療経営士1級を受験予定。
(可能なら中小企業診断士も受験する予定。)
趣味は、ピアノとドラムと家庭菜園と筋トレ(HIIT最高!)と読書。
(記載内容は、所属する医療機関の発言でなく個人の意見です。