【理論と実践】中小企業基本法と中小企業支援法

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令和5年5月3日 病院経営の理論と実践 1816号

■中小企業基本法と中小企業支援法

中神勇輝(なかがみゆうき)
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おはようございます。中神です。

〜今日のテーマ〜

■まず、中小企業基本法について確認したいと思います。

よく問われるのは、「基本理念」や「基本方針」ですね。

まず基本理念のところです。

・中小企業者が「創意工夫」を生かした事業を行うこと
・「新たな産業」を創出すること
・「就業の機会」を増やすこと
・「経営の革新」及び創業を促進すること
・「経営基盤」を強化すること

などが挙げられます。

さらに小規模企業という視点で見ていきますと、

・「地域の特色」を生かした事業活動
・「就業の機会」の提供
・「創造的」な事業活動を行うこと
・企業が努力成長し、事業活動に資する「事業環境を整備」すること

などが挙げられます。

どうでしょうか?

共通する考え方・方針があります。

創意工夫、就業の機会、環境の整備などはキーワードでしょう。
経営資源の確保、持続的な事業活動、経営の発達といった言葉も押さえておきたいです。

■中小企業支援法も確認します。

この法律の事業主体となるのは、国や都道府県及び独立行政法人中小企業基盤整備機構です。

中小企業の経営の診断等の業務に従事する者の登録の制度や、
中小企業支援事業に関する情報提供などを行うことが、この法律の目的です。

国、都道府県及び中小企業基盤整備機構が、

・中小企業の求めに応じて、経営方法の助言
・事業に必要な試験研究
・研修
・中小企業支援担当者の養成

を行います。

中小企業診断士が求められる目的、とも言い換えられます。

中小企業が地域の就業の機会を作り、
新たな産業を生み出し、
その企業活動を支える経営基盤の構築に資する活動をしてこその中小企業診断士、と思います。
そのイメージを持って、勉強したいものです。

以上です。では、また明日(^-^)v

(当該内容は、私の所属する組織とは一切関係はなく、全ての文責は私個人に属します。)

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この記事を書いたのは、こんな人。
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地方の中小病院に勤務する医事課畑出身の企画部門所属にする医療経営士2級。
名は、中神勇輝。2023年、医療経営士1級を受験予定。
(可能なら中小企業診断士も受験する予定。)
趣味は、ドラムと家庭菜園と筋トレ(HIIT最高!)と読書。