【理論と実践】一次救命処置講習会への参加と気づき

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令和6年7月22日 医療・介護経営の理論と実践 2262号

■一次救命処置講習会への参加と気づき

中神勇輝(なかがみゆうき)
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おはようございます。中神です。

【一次救命処置講習会への参加】

先日、地域の集まりで一次救命処置の講習会に参加してきました。
病院でも学ぶ機会はありますが、医療従事者以外と一緒にする訓練も良いですね。

1分1秒を争う救命措置。
もしもの時に慌てないよう、救急車が到着するまでにできることとして、
心肺蘇生法やAEDの使い方を学びました。

【救命の流れ】

1、安全確認と意識の確認

まずは周囲の安全を確認します。

そして倒れている方の意識があるかどうか、
「大丈夫ですか、大丈夫ですか」と声をかけたり、
肩を叩いたりして確認します。

2、助けを求める

意識がない場合は、大きな声で周りの人に助けを求め、
119番通報とAEDの手配を依頼します。

その後、胸に手をあてて動きがないか確認したり、
口のあたりに耳を近づけて呼吸をしているかどうか、確認してみます。

3、心肺蘇生

1)方法

救急車が到着するまでの間、絶え間なく心肺蘇生を行います。
胸骨圧迫は、一定のリズムで、両腕をまっすぐ伸ばし、体重をかけて強く深く押します。
足は、肩幅に開くぐらい、ですね。

2)心肺蘇生のポイント

(1)勇気を持って行動すること

心肺蘇生で肋骨を折ってしまうなどの怪我をさせてしまう可能性もありますが、
意識なく、呼吸をしていない相手の救命のためにしたことであれば
罪に問われることはないです。

(2)助けを求めること

1人で無理せず、周りの人に協力を仰ぎましょう。

(3)諦めないこと

救急車が到着するまで、絶え間なく心肺蘇生を続けることが大切です。

4、AEDの使い方

AEDが到着したら、落ち着いて音声ガイダンスに従って操作します。

AEDのポイントは、肌に直接、パッドを貼ることです。
パッドが剥がれないようにしっかりと密着させることや
肌が濡れている場合は、据え付けのタオルで水を拭き取ります。

湿布などを貼っている場合は、剥がしてからパッドを貼ったり、
心臓ペースメーカーが埋め込まれている場合は、その部分は避けて貼ること、
なども要注意ですね。

【まとめ】

今回の講習会で学んだことは、いざという時に必ず役立つ内容でした。
病院で働いていれば、なお、そういった事態に遭遇することもあるでしょう。
「自分が対応することがある」と考え、
救命の知識を身につけることは、患者さん、大切な人の命を守ることに繋がります。

もしもの時に備え、定期的に救命講習会に参加しておくことは大事ですね。

以上です。では、また明日(^-^)v

(当該内容は、私の所属する組織とは一切関係はなく、全ての文責は私個人に属します。)

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この記事を書いたのは、こんな人。
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中神勇輝。地方の中小病院に勤務する医事課畑出身の企画部門所属。
2023年、医療経営士1級に合格!
2023年、中小企業診断士の1次試験の2次試験は突破、次は登録。
趣味は、ドラムと家庭菜園と筋トレ(HIIT最高!)と読書。

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