【理論と実践】数字で語り、事実で動く——病院マネジメントの核心を学んだ研修レポート
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令和8年4月21日 医療・介護経営の理論と実践 2898号
■数字で語り、事実で動く——病院マネジメントの核心を学んだ研修レポート
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おはようございます。中神です。
先日、病院デザイン牧場(2026年4月18日)に参加しました。
その内容について学びをシェアします。
■労働分配率は、医師と対話するための共通言語
今回の講演で最も印象に残ったのは、
労働分配率を医師との「共通言語」として活用するアプローチです。
人件費を付加価値(医業収入から薬剤・材料費を除いた額)で
割った指標であるため、薬剤費高騰の影響を受けず、
各診療科の実態をより適切に比較できる点が優れています。
労働分配率65%は、「病院経営が無理なく続けられる目安」とされており、
この数字をもとに定期的な医師面談を実施することで、
経営課題や困りごとを解決する対話が生まれていました。
診療科によっては厳しい数値が出るところもありますが、
数字が「共通言語」として機能することを改めて実感しました。
■『それは事実ですか、意見ですか』——問いかけが議論を変える
もう一つの核心は「事実と意見を区別する」という姿勢です。
「難しそう」「無理だと思う」は意見であり、数字・制度・記録が事実です。
ディスカッションの場での発言について、
「それは事実ですか、意見ですか」と問いかけるだけで、議論の質が変わります。
事実を正確に認識し、感覚と折り合いをつけることがマネジメントだ、
という言葉は、日々の業務を振り返るうえで重い示唆を与えてくれました。
診療報酬改定についても、担当者が自ら積極的に現場へ働きかけ、
日常的な対話を重ねることが、多職種連携の土台になるという点が印象的でした。
「事実で語れる人であろう」という姿勢を、
自分自身の実践に落とし込んでいきたいと思います。
以上です。では、また明日(^-^)v
(当該内容は、私の所属する組織とは一切関係はなく、全ての文責は私個人に属します。)
テーマについて、ご要望あれば、コメントをどうぞ。
◇病院経営の見える化について公開講座(動画)の講師をする機会を頂きました。感謝(^_^)
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この記事を書いたのは、こんな人。
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中神勇輝(なかがみゆうき)。地方の中小病院に勤務する医事課畑出身の企画部門所属。
中小企業診断士、医療経営士1級。
趣味は、マラソン、ドラム、家庭菜園、筋トレ(HIIT)、読書。

