【892】おおがかりな変化には、必ず理由がある

中神勇輝です。今回で、892回目です☆

日々の学びや気づきを言語化し、行動を変え、未来を変える一助に。

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では、本日の内容です。しばらく、試験勉強の振り返りを兼ねた、学習した内容に
ついて、感じたことを書いていきます!よろしくお願いします!

今回は、中小企業診断士二次試験、平成27年 事例1から(^。^)

第2問(配点 20 点)

A社は、当初、新しい分野のプラスチック成形事業を社内で行っていたが、
その後、関連会社を設立し移管している。
その理由として、どのようなことが考えられるか。120 字以内で述べよ。

ある事業につあて、関連会社を設立し、移管させた理由について聞かれています。

与件文の中に、
当該事業と、その他の事業について、「事業に対する考え方が違うこと」や、
「技術難度が異なること」が書かれていました。

考え方が異なる事業は、別の会社へ、ということ。

しかし、なぜ、「あえて」移管させたのかということについて、
もう少し深掘りする必要がありそうです。
なぜそこまでする必要があったのか、という観点ですね。

何かしらの課題や目的があって、移管を行ったはずです。

「それは何か」まで考えられると良いです。

まず、事例企業は、経営の危機に陥っていた時期がありました。
その再起をかけて、当該事業に力を入れていましたので、その経営危機から脱却すべく、
早急に体制を改善する必要があった、ということが推測できます。

生産の効率面や技術面を、中長期的な課題として、1会社としてしっかり取り組む、
という点もありますが、
事業を分離させることで、責任や権限を明確にできることや、迅速な意思決定ができるということ、
技術をさらに高度化させること、社内文化や風土の改革、
事業の専門性を高めること、生き残りをかけたビジネスであるという意識の浸透。

経営危機からの脱却という、大きな課題に対し、意識を変え、体制を整える、
という具体的な狙い、施策まで考えが至ると良いですよね(^_^)

では、また明日(^_^)v

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エッセンスを1冊にまとめてみました。Kindle unlimitedでも読めます。 

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以上です(^-^)

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