【理論と実践】医療現場の見えないDX障壁を乗り越える

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令和7年4月21日 医療・介護経営の理論と実践 2534号

■医療現場の見えないDX障壁を乗り越える

中神勇輝(なかがみゆうき)
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おはようございます。中神です。

最近の学びです。

■データ移行を踏まえた検討

医療DX推進において大きな壁となっているのは、電子カルテのデータ連携問題です。
多くの医療機関では、データの出口戦略を考慮せずに電子カルテを導入した結果、
データの移行障壁が課題となっています。

データ移行に伴う前ベンダーへの支払いコスト、
標準的APIの不在、部門システムの自前開発などが、
データ連携・移行コストを膨らませています。

■データとAI活用、クラウドと現場発想で変革を加速

真のDXには、必要なデータの見極め、そのデータを基にした意思決定の仕組み作り、
AIによる業務支援という段階的アプローチが必要です。

また、オンプレミス型システムからクラウドネイティブへの転換も重要な視点です。
その活用基盤として、Googleのサービスがあります。
GoogleCloudのBigQueryやVertixAI、Appsheetなどの
ノーコード、ローコードツールの活用が現場の業務効率化に即効性をもたらす、
とのこと。

超高速・即日対応可能な小規模開発でExcelやRPA、
病床マップなどの業務アプリケーションをアジャイルに開発することで、
現場は「楽になる」という視点から医療DXを推進することも重要です。

システムの大枠である電子カルテ、現場にとって身近なアプリ、
の両方の側面から、改革・改善を図っていく必要がありますね。

以上です。では、また明日(^-^)v

(当該内容は、私の所属する組織とは一切関係はなく、全ての文責は私個人に属します。)

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この記事を書いたのは、こんな人。

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中神勇輝。地方の中小病院に勤務する医事課畑出身の企画部門所属。
中小企業診断士、医療経営士1級。
趣味は、マラソン、ドラム、家庭菜園、筋トレ(HIIT)、読書。

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