【1231】「失敗」とは「経験を得た」と同義である

~病院職員が、安心して、仕事の生産性高く、充実して働ける未来の一助へ~

まいど、ガミさんです。今日は、この5冊の本の紹介です。過去ブログで紹介した内容を引用しています。

・けんたっきぃさんの「常識を疑う練習帳: クリティカルシンキング養成法」
・潮田滋彦さんの「アイディアがどんどんわいてくる! 知恵の素」
・ジェームズ・マクグラスさんの「瞬間フレームワーク」
・安澤 武郎さんの「ひとつ上の思考力」
・齋藤孝さんの「齋藤孝の 知の整理力」

キーワードはこちら!

「失敗の捉え方、コミットメント、具体と抽象の行き来、判断に必要な定性・定量情報、物事の骨格」

です。

◆けんたっきぃさんの「常識を疑う練習帳: クリティカルシンキング養成法」

【目的、問い】

思考レベルの天井を壊すには?

【心に残った内容、感想など】

大事なのは、ありとあらゆる情報、結果に対し、自分で考える、ということ。

常識よりも、自分が生きたいように生きているかどうか、が大事。

差別化とは、対象者を絞る、ということ。

まず実践。ダメならやめればいい。

失敗は、経験値が増えたと、捉えればいい。

【個人的ワンポイント】

常識とは異なっていても、自分がバランスを取れていて幸せ、と思えるならそれで良い。

自分で考えるということ、結論を人に任せない、ということ、すごい大事ですね。
自分で決める、判断する、というのは責任が伴います。
しかし、だからこそ、コミットメントする、と思います。
あれもこれも、でなく、これだけはやり切る、というものを一つ、軸において生きたいですね。

また、失敗については、経験値が増えたと捉えれば良い、というのもまた大事な視点ですね。

◆潮田滋彦さんの「 アイディアがどんどんわいてくる! 知恵の素」

【目的、問い】

凝り固まった思考をぶち壊すには?

【心に残った内容、感想など】

1日に、200冊程度の本の情報が溢れている。
それらの情報をインプットできる目標設定、行動習慣、思考に身につける。

普段と違うことをすると、脳、思考のパイプ詰まりが外れる。

アイディアやネタは記録する。

トライアンドエラー。失敗に寛容、という思考を持つ。

全く違う世界のものに触れる。それらは、ヒントの宝。

【個人的ワンポイント】

世の中、「何でもあり!」と思う。人と比較して、悩むな。

思考改革です。

「失敗に寛容になる」

共通していますね。

失敗という概念をどう捉えるか、非常に大事だと思います。
失敗学という本もありますが、
「失っていない、敗れてもいない、ただ経験を得たのだ」とプラスに転じる考え方をしたいものです。

◆ジェームズ・マクグラスさんの「瞬間フレームワーク」

【目的、問い】

自分に合った、成果の出る思考の型を身に付けるには?

【心に残った内容、感想など】

一度、決断したら、全力を尽くす。

フロー状態に入れる条件を分析し、再現性を高め、意図的に作り出し、どの仕事をする時に、フロー状態に入るかを決める。

人生の最期をイメージし、最重要なことは何かを肝に命じる。

定性の情報、定量な情報ともにバランスよく、多く、集める。その情報が良い判断を支援する。

判断において、重要なステークホルダーを、6人イメージし、自分とどんな関係性があるか、考えておく。

【個人的ワンポイント】

自らの決定に対し、その理由、その結果、結果の分析をする習慣を身につける。

コミットメントするとは何か、考えさせられますね。
集中状態に入るためのきっかけ作り、ルーチンを作っておくことは有効だと思いますし、
何か物事を進めるにあたって、欠かせない人を想定し、
重要な定性・定量情報を集めておくことで
的確な納得性の高いの決断・提案ができる、と思います。

◆安澤 武郎さんの「ひとつ上の思考力」

【目的、問い】

思考のフォームを成長させるには?

【心に残った内容、感想など】

行動や道筋の意味、理由、背景を考える。

抽象から具体へ、「なぜ、どうして」の問いで、要素を分解し、展開する。

あなたの感じる環境は、あなた自身の解釈が作り出したもの。

自分の心をオープンに、フラットにしておくと、可能性が広がる。

目的を見失わない。

【個人的ワンポイント】

必要とされる力を知り、そのレベルまで達しさえすれば良い。必要以上に資源を投入しない。

抽象から具体、具体から抽象。
共通する考え方です。

また、高めるべきは目標に到達するために必要なスキルや考え方であり、
むやみやたら自己投資をするものでない、ということにも気づかされます。

とことんやるのか、目標を到達する程度のレベルまでやるのか。
基準が大事ですね。
目標到達に必要な手段を列記し、特化すべきところは特化し、
それ以外は、必要最低限に、という取捨選択が必要でしょう。

◆齋藤孝さんの「 齋藤孝の 知の整理力」

【目的、問い】

いろいろな知恵を、いかにアウトプットにつなげていくか?

【心に残った内容、感想など】

すべての知識を自分の経験に引き寄せる。

困った時は、脳内有識者会議を開催する。

目次復習法でいつでも復習できる。

骨格を覚える。枝葉末節にこだわらない癖を身に付ける。

知識をレジュメ化する、説明することで頭がすっきりする。

【個人的ワンポイント】

物事・知識の「骨格」を押さえる習慣を身に付ける。

物事・知識の骨格を押さえる。
つい枝葉末節に目が行ってしまうことがありますが、物事の骨格を押さえたうえで、
詳細を見に行くことはとても大事な視点です。

人との関係性においても、相手の骨格を知ることで、コミュニケーションも取りやすくなると思います。
「この人の思考や反応の大枠は、概ね○○である」と骨格を押さえておくと、
それをもとにコミュニケーションが取りやすくなるかもしれません。

以上です。では、また明日(^-^)v

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