【1174】高齢化社会と介護保険

日々の学びや気づきを言語化し、行動を変え、未来を変える一助に。

職場で「社会情勢と今後医療に求められるもの」というテーマで勉強会の講師依頼がありました。
そこで話した内容をシェアします。

目次は下記の通りです。今回は、その「高齢化社会と介護保険」について。

【目次】

・外部環境

コロナ禍による医療介護ニーズの変化の前倒し
地域包括ケアシステムの5つの要素
家族の解体と地域の解体
人口変化による2025年、2040年問題
ヒト不足とカネ不足
介護業界を支えるヒト不足
ヒト不足を補うDX、ICT化、AIの推進で、効率化、生産性向上が求められる
★高齢化社会と介護保険
ダブルケアラーとヤングケアラー
人口減少に伴う外来の体制検討
自助の促進
情報発信と運動指導の両輪
本来業務で対応しきれない部分を多角的にカバーする

・課題

医療機関のステークホルダーとの関係性構築
巨艦型の大病院ではできないケアミックス型病院の役割
在宅を守る医療と介護の役割
少子高齢化、生産性向上、採用力向上への対応
院内外の多職種連携、他機関との連携
新しいコミュニティーの再生
選ばれる病院とは
あれもこれも、でなく、あれかこれか
外部環境の変化、内部環境を踏まえて何をするか、何に特化するか

【内容】

今日は短めです。

高齢化に向けて、介護保険はどのように対応しようとしているか。

施設から在宅へ。介護度の軽度者から重度者へ。
介護やリハビリの効果測定へ(LIFE)、データ化も進んでいます。

その中、介護保険の空洞化とも言われます。
介護保険制度あれども、介護サービスなし、とならないように準備しなければなりません。

どのような状態なら自立した生活を送ることができるのか、ということも着目されています。

介護にしても、リハビリにしても、効果測定をすることで、
より効果を生み出す方法は何か、ということを炙り出す、という狙いもあるでしょう。

介護保険制度で、増え続けるニーズを拾い切れなくなっても大丈夫なように、
自分自身はもちろん、周りの人の生活機能や食生活などを改善していかなければいけないことを実感します。
高齢化社会に対応できる範囲には限界があります。
助けの範囲から漏れても大丈夫な個人、社会を目指すのが大きな課題ですね。

では、また明日(^_^)v

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