【975】医療機関とテレワーク・オンライン(雑誌:「医事業務 2020.7.15/31」所感)

皆さん、こんにちは。中神勇輝です(^_^)

今回で、975回目です☆

日々の学びや気づきを言語化し、行動を変え、未来を変える一助に。

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では、本日の内容です。

■本日の内容は、以下の本から

「医事業務 2020.7.15/31」
医事業務
です。(1日1読書948日め)

読もうと思った目的、心に残った内容、感想などは、こちら(^-^)

■目標、狙い

ゴール

病院におけるテレワークの実践と課題は何か?

■個人的!要約

テレワークは、多様な人材が能力発揮できる。
オンラインでの活動は、採用、定着のツールになり得る。

■心に残った内容、感想など

ポイント

1)society5.0

サイバー空間やフィジカル空間の融合が進む中で、どのように体制を構築していくか。
医療機関は、患者と接して医療を提供することがメインであるため、
あまり関係ないことのように思ってしまいます。

しかし、全く関係ないのか、というと、できることはいっぱいありますよね。
その「気付き」のためにも、他院で行っている事例の情報収集はもちろん、
他業界のやり方にアンテナを高くしていかなければいけない、と思います。

実際、全員が現場業務、という訳ではありません。

時間や空間の制限なく働くことができる環境ができれば、
子育てや介護と仕事の両立ができます(つまり、仕事を辞めずに続けることができます)。

それは、多様な人材が能力を発揮できる機会を作る、ということになりますから、
お互いにとって良い環境を作ることになりますよね。

2)テレワークの形態、導入プロセス

テレワークの形態には、雇用型として、大きく3つあります。

在宅、
外でのモバイルワーク、
サテライトオフィス。

どの形態で導入するにしても、導入にはプロセスが必要ですよね。

ということで、7つの工程が紹介されていました。

(1)まずは検討。導入目的や基本方針を決定する。
(2)推進体制の構築。
(3)現状把握。
テレワークで可能な業務は何か、
対策を立てれば可能になる業務は何か、
実施困難な業務は何か、
この3つを明確にすることで、現実的なのか、そうでないのか、見えてきますね。
(4)具体的に推進する。
(5)試行する。
(6)その効果を測定する。
(7)本格導入する。

3)方向性、課題とメリット

今後、時間で働く雇用でなく、
ジョブ型雇用(各自の職務を明確にする)が進む可能性がありますね。

また、導入の課題として、

目が届かず長時間勤務になってしまうのではないか、
逆に、サボっているのでは、と心配になったり、
人事評価をどうするか、
人と関わることが無くなってしまうので、メンタルを壊す人がいないか、ということがあります。

上記のように、課題もありますが、メリットも大きいと思います。

テレワークがあるから就職しよう、ということで、職員の雇用や定着が見込めますね。
実際、働き方に幅がある方が応募しやすいです。

次に、労働基準法関連。

制度を整えるのは、大事ですよね。
本格的に導入しようとすれば、現実的な課題がいろいろ出てくると思います。

中抜け、移動時間の扱い、フレックス勤務、時間外の扱いなど、
就業規則に定めるなど、チェックする体制作りの構築。

とはいえ、リスクを恐れて何もしなければ何も変わらないので、
できることからやっていきたいですね。

4)オンライン化

コロナ禍ということで、直接的なテレワークでなくても、オンラインで取り組めることが多数あります。

(1)会議をオンライン化することで、自分のデスク、医局で参加することで、三密を避ける。

(2)遠方の人とオンラインで面接をすることができる。

(3)オンライン研修を行う。

Zoomというのは、広く知られてきました。
全てをオフライン(リアル)で行わない、という選択肢もありますよね。

例えば実際の体験は、オフライン。
それ以降の研修は、オンライン。
実技は、YouTubeで動画撮影し、視聴させるといったところも考えられます。

(4)オンライン医療相談も、紹介されていました。

顔を合わせて、受診するのが良いか相談する、ということは、患者からすると安心です。

上記、いろいろな取り組みがありますが、これらの実行には、
ハード面の整備や、マンパワーの課題もありますので、「できることから」というところでしょうか。

5)その他(広報と企画)

テレワークではないですが、「広報を、武器として使えるのは、企画部門」という記事が
心に残りました。

その理由は、下記の3つの「C」が必要だから。

クリエイト:作る
コネクト:つなげる
コミュニケート:伝える

広報に限らず、企画部門にいながら、上記の3つの取り組みができていなければ、
「何のための企画か?」と反省しなければいけない、と感じましたね。

■ベイビーステップ

ベイビーステップ

日々の仕事をする中で、テレワークで「できること」、「できないこと」の仕分けをする。

以上です(^_^)v