【1491】コロナ禍での公立病院に期待する役割とは?

~病院職員が、安心して、仕事の生産性高く、充実して働ける未来の一助へ~

中神勇輝です!

1491目。「病院経営の理論と実践塾」より、日々の学びや気づきをお知らせします(^_^)

しばらく医療経営士の試験対策も兼ねて、長英一郎さん作成の医療経営士1級の予想問題集より学びをシェアします。

(以下からどうぞ。)

今日のテーマは「コロナ禍での公立病院に期待する役割とは?」ということについて。

新型コロナウイルス感染症への対応事例として、大きく3つあります。

1、積極的な病床確保と受け入れ
2、発熱外来の設置、PCR検査
3、ワクチン等

など、感染症の拡大に対して、中核的な役割を果たすことが求められます。

ただ、これらの期待に応えられるかどうかは、元々持っている医療機能や人員によって異なります。

Facebookで今回のメモを紹介したところ、

「元々、感染症に対応できる機能がない公立病院もある」
「2次、3次機能を担う公立病院の病床をコロナ病床が埋めてしまい、救急車の行き先がなくなる」

という課題についてコメントを下さった方がありました。

実際、急性期を担う病院がコロナ感染症を受け入れるために無理な受け入れをします。
そのために、無理な転院を進めた結果、近隣の後方病院が混乱することもあります。
以前には発生しなかった感染症に関する調整も必要になっています。

コロナの重症度のステージも変わってきたなかで、同じような運用で良いのか、転換点にある、とも思います。

急性期機能の強化・充実など、できることを増やすことや、症状に応じた役割分担をすることも求められます。

これらは、地域でどのような医療機能が不足しているのか、という点から決まります。
求められた時に、応えられるよう体制を整備しておきたいですね。

以上です。では、また明日(^-^)v

(当該内容は、私の所属する組織とは一切関係はなく、全ての文責は私個人に属します。)

テーマについて、ご要望あれば、コメントをどうぞ。

◇病院経営の見える化について公開講座(動画)の講師をする機会を頂きました。感謝(^_^)
◇過去の内容、記事はこちらから是非(^-^)
◇本の要約をアップしている、YouTubeチャンネルは、こちらです(^-^)

この記事を書いたのは、こんな人。
ーーーーーーーーーーーーーーー
地方の中小病院に勤務する医事課畑出身の企画部門所属にする医療経営士2級。
名は、中神勇輝と申します。今年、医療経営士1級を受験予定。
(可能なら中小企業診断士も受験する予定。)
趣味は、ピアノとドラムと家庭菜園と筋トレ(HIIT最高!)と読書。
(記載内容は、所属する医療機関の発言でなく個人の意見です)