【理論と実践】システム開発の種類と迅速性

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令和5年5月22日 病院経営の理論と実践 1835号

■システム開発の種類と迅速性

中神勇輝(なかがみゆうき)
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おはようございます。中神です。

〜今日のテーマ〜

本日の内容は、経営情報システム、過去問から学びのシェアです。
同友館の「過去問完全マスター」が参考図書です。

【R1.5】

システム開発を迅速に行うためにはどうすれば良いか、考えてみましょう。

・リバースエンジニアリング

既存のソフトウェアの動作を解析することでプログラム内部の仕様やソースコードを導き出す方法です。
そして、その情報を、新たなシステムの開発の参考にします。

これは、普段の仕事でも共通しますね。
分かりやすいのは、エクセルです。
一から作るよりも、先輩たちが作ったものを参考にして、別の用途に使うことは多々あります。

・マッシュアップ

公開されている複数のWebサービスを組み合わせることで新しいサービスを提供する方法です。
例えば、オンラインの地図サービスと、災害情報提供サービスを組み合わせてハザードマップを作る、などですね。
単体でも一つのサービスとして成立するものを組み合わせて使用します。

・ライブラリ単位によるシステム開発

プログラムを部品の単位に分割して開発する方式があります。
マッシュアップとの違いは何でしょうか?
ライブラリでいうプログラムの単位は、単体では、サービスとして成立しない、という点を押さえておきましょう。

【R1.17】

システム開発プロセスの種類を確認しましょう。

・DevOps

開発担当者(Development)と運用担当者(Operations)が一体となり、
お互いに協力してシステム開発やリリースを行うことを言います。
開発と運用を同時並行で行うことを指している訳ではありません。

・スクラム

アジャイル開発の一つです。
開発チームが一体となって、フィードバックと改善を重視するラウンドトリップエンジニアリングです。

その他のアジャイル開発には、

XP
スクラム
クリスタル
FOD
ASD
LSD

などもあります。

【R3.18】

XPのプラクティスについて確認しましょう。

XPは、よく聞く言葉ですね。

特徴を確認していきましょう。

まず、コーディングとテストを重視します。
誰とでもコードを共同で所有しますので、同じPCを使う必要はありません。
テスト駆動開発という手法があり、テストを予め作成することで、過剰な作り込みによる無駄を避けます。
また、リファクタリングと言って、外部の見た目の振る舞いを変えず、内部構造の問題点を改善する取り組みもあります。

以上です。では、また明日(^-^)v

(当該内容は、私の所属する組織とは一切関係はなく、全ての文責は私個人に属します。)

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この記事を書いたのは、こんな人。
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地方の中小病院に勤務する医事課畑出身の企画部門所属にする医療経営士2級。
名は、中神勇輝。2023年、医療経営士1級を受験予定。
(可能なら中小企業診断士も受験する予定。)
趣味は、ドラムと家庭菜園と筋トレ(HIIT最高!)と読書。