【理論と実践】情報処理推進機構(IPA)による共通フレーム2013

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令和5年5月25日 病院経営の理論と実践 1838号

■情報処理推進機構(IPA)による共通フレーム2013

中神勇輝(なかがみゆうき)
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おはようございます。中神です。

〜今日のテーマ〜

本日の内容は、経営情報システム、過去問から学びのシェアです。
同友館の「過去問完全マスター」が参考図書です。

【過去問 R3.19】

情報処理推進機構(IPA)による共通フレーム2013を確認しましょう。

・企画プロセス

経営・事業の目的・目標を達成するために必要なシステムに関係する要件を明らかにし、
システム化の方針を立て、システムを実現するための実施計画を立てるプロセスです。

・システム化構想の立案プロセス

経営要求、経営課題、システム化の検討対象となる業務、
業務の新しい全体像のイメージなどを文書化するプロセスです。
システムを構築する目的は何か、その言語化というイメージですね。

参考までに誤りの選択肢の内容は以下の通りです。
「システム構築に必要なハードウェアやソフトウェアを記述したシステム方式を作成するプロセス」
とありました。方式ではなく、目的の言語化というのがポイントでしょう。

・監査プロセス

客観性及び独立性を保証された立場から、
成果物及びプロセスが要求事項、計画及び合意に適合しているかどうかを判定するプロセスです。

参考までに誤りの選択肢の内容は以下の通りです。
「成果物が利用者の視点から意図された正しいものになっているかを確認するプロセス」
とありました。利用者の視点でなく、客観性や独立性の保証ということがポイントかもしれませんね。

・要件定義プロセスのアクティビティ

利害関係者の識別、要件の識別、要件の評価、要件の合意などがあります。

・システム適格性確認テストプロセス

システム要件に対して実装が適合しているかをテストし、
システムの納入準備ができているかどうかを評価するプロセスです。

参考までに誤りの選択肢の内容は以下の通りです。
「利用者に提供するという視点でシステムが適用環境に適合し、
利用者の用途を満たしているかどうかを運用環境において評価するプロセス」とあります。
実装レベルが「システム要件」に適合しているかどうかがポイントであり、
利用者の視点という曖昧なものではない、ということでしょう。

以上です。では、また明日(^-^)v

(当該内容は、私の所属する組織とは一切関係はなく、全ての文責は私個人に属します。)

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この記事を書いたのは、こんな人。
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地方の中小病院に勤務する医事課畑出身の企画部門所属にする医療経営士2級。
名は、中神勇輝。2023年、医療経営士1級を受験予定。
(可能なら中小企業診断士も受験する予定。)
趣味は、ドラムと家庭菜園と筋トレ(HIIT最高!)と読書。