【1073】新入院の経路について考える(逆紹介)
日々の学びや気づきを言語化し、行動を変え、未来を変える一助に。
水曜日です。週も真ん中ですね。ここまで如何お過ごしでしょうか。
とらえ方次第で、人生変わります。良いアンテナを持ちたいものです。
日曜日のブログより(^_^)
https://wakuwaku-kokoro.net/2021/04/sigotonohousyuutohananika/
今週は、新入院ということについて考えています。
収益は、単価と患者数。
入院において、重要な指標である「入院患者数」を決める「新入院」の経路のうち、
「紹介」について前回書きました。
(前回の記事は、以下よりどうぞ。)
https://wakuwaku-kokoro.net/2021/04/shinnyuin-1/
https://wakuwaku-kokoro.net/2021/04/shinnyuin-2/
今日は、昨日お伝えした通り、「逆紹介」ということについてです。
紹介を受けた患者をキチンと返しているのか、という逆紹介もありますし、
もともと病院に通院している患者の症状が安定したのでクリニックに紹介する、
ということもあります。
(逆紹介の定義は、病院によって多少は異なるかもしれませんね。)
ただ、紹介をもらうだけではダメです。
お互いに紹介し、紹介される関係性がなければ長続きしないでしょう。
急性期の治療が終わった後に、いつまでも病院の外来に通院させているとしたらどうでしょうか。
紹介したクリニックは、患者が減る一方です。
そんな病院に患者を紹介したいでしょうか。
したくないですよね。
患者を奪われた、ということになってしまいます。
そうならないようにしっかりと逆紹介する、戻すということが大事です。
そして、診療報酬でも、大病院には当然のように求められている要件でもあります。
もともと通院している患者の症状が安定しているのであれば、
機能分化で、どんどんクリニックに紹介することも勧められています。
もちろん病院に通いたいという患者さんの希望も聞きながら、
患者さんの自宅の近くなどの通いやすさ、症状に応じた紹介などを勧めることで、
患者にとっても、クリニックにとっても、病院にとっても、
メリットがある選択肢を模索したいですよね。
また、情報提供も大事です。
紹介した患者がどうなっているのか、ということについて、
紹介を受けたときに返書して返すことは当然として、
その後、治療が一段落したり、退院の時期などに、患者の状況について
情報提供をすることでクリニックの先生は安心されます。
紹介した患者が戻ってこないのは、なぜか?
続けて治療が必要なのか、完治したからなのか、違う病院に転院したのか、など、
理由を伝えることで安心されます。
紹介された患者の情報を伝えること、クリニックに戻すということ、
この二つが大事ですね。
次回は、紹介・逆紹介に関連して、クリニックとの関係づくりについて考えてみたいと思います。
では、また明日(^_^)v
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