【1181】病院経営とデータ活用(病院羅針盤20210715)

日々の学びや気づきを言語化し、行動を変え、未来を変える一助に。
今日は、「病院経営とデータ活用」(病院羅針盤20210715)の一つの文章を通して(^-^)

日々の学びや気づきを言語化し、行動を変え、未来を変える一助に。

今日は、「病院経営とデータ活用」(病院羅針盤20210715)の一つの文章を通して(^-^)

データ分析を通じて、病院を良くしていく。
継続的な上昇気流を組織にもたらすための3つのやるべきこと。

・状況を分かりやすい形で整理する。
・各自が何をすべきか(仮説を事前に具体的にはっきりさせる)。
・仮説に対する活動の結果を当事者だけでなく、
院内で評価・共有することで次につなげる。

これは、いわゆるPDCAサイクルのこと。
各部署の成果をはっきりさせていく(責任を明確にする)ことが、
各部署の責任を明確にする部門別会計という世の中の流れと合致する。

とありました。

私自身、データ分析を主な仕事としていますので、
初心に帰ることができる貴重な内容でした。

病院の状況を見える化する。
伝えるべき内容を明らかにする。
相手に分かるように伝える。

まず、ここがスタートですよね。
どれだけ素晴らしい情報があっても、相手に分かる内容にしなければ意味がありません。

相手が院長か、課長か、一般職か、誰に伝えるかによって、
伝える内容や伝え方は変わります。

そして、単なる情報共有だけでは片手落ちです。

なぜそのデータを伝えるのか、そのデータを使って何をすべきなのか(対策)を伝えること。

データを整理しただけでは、「それで何が言いたいの?」となってしまいます。

せめて、良いか悪いか、なぜそう言えるのか、ぐらいは評価しましょう。
評価(という責任)から逃げてはいけません。

(と言いつつも、そうなってしまうこともあります。自戒を込めて。)

たとえ良いアイディアが思いつかなくても、何かしらの対策や評価をすべきです。

そこから議論が発展し、新たなアイディアが浮かんでくるかもしれません。

何でも良いので言ってみること。

そうすることで、抽象的なものが具体化することもあります。
見えなかった課題が見えてくるかもしれません。

何も言わないままでは、良いも悪いも、進歩も後退もありません。
まずは恐れず口に出すことから始めたいですね。

そして、その時に大事なのは聞く側の姿勢です。非難ばかりする組織は最低です。
文句ばかり言わずに対案を出せ、と言いたくなります。

意見に敬意を表し、高め合える組織でありたいですよね。

既にそのような組織であれば恵まれていると思います。
もしそうでない場合であれば、めげずにやっていくしかありません。
仲間を1人2人と増やしていくことが大事ですね。

最初から良い雰囲気を出せません。

むしろ最初はアウェイです。
それでもめげずに少しずつ仲間を増やしていくことで輪が広がり、良い組織となっていくでしょう。

ゴール

最後、データを整理し、案(仮説)を出し、結果を評価する、ということです。

一部だけで確認するだけではいけません。院内に状況を伝えていくこと。

結果に対し、どのアクションが良かったのか、逆に悪かったのか。
一面では良くても、違うところで負担が増えすぎることは、良くあります。

一面だけ見るのは、その点が怖いですね。
経営面だけ良いように見えて、施策を推し進めたところ、
実は職員の負担が増えすぎてしまっていた、など。

一面だけでなく、多面的に見る、評価する。
その場としては、経営会議でも良いでしょう。メールでも良いです。
全体で共有し、意見を集める場を作る、そういった仕組みを作ることが大事ですね。

では、また明日(^_^)v

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