【理論と実践】医療経営士1級試験対策(2つの借入方法と、2つの会計)
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令和5年8月27日 病院経営の理論と実践 1932号
■2つの借入方法と、2つの会計
中神勇輝(なかがみゆうき)
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おはようございます。中神です。
〜今日のテーマ〜
本日の内容は、
「2つの借入方法と、2つの会計」
について。
さて、試験まで、7日(今日を入れて)です。
知識等の最終確認・追い込みをかけていきたいと思います。
あっという間に、試験まで残り1週間となりました。
長英一郎先生の問題集を通して振り返っています。
今日は、財務に関する内容です。
【2つの借入方法】
・直接金融
貸し手から直接融資を受けることです。
例えば、寄附、出資、医療機関債、社会医療法人債、などです。
・間接金融
借り手と貸し手の間に金融機関(例えば銀行や信用金庫)が仲介します。
金融機関の預金からの貸付ですね。
民間病院は、通常、こちらで行うことが多いでしょう。
福祉医療機構(WAM)からの設備投資の借り入れもありますね。
【2つの会計】
・財務会計
作成手順が決まっています。
銀行など、外部に報告する費用があります。
・管理会計
作成手順が決まっていません。
外部に報告は不要です。
目的は、経営改善や意思決定を行う材料です。
その1つに診療科別原価計算があります。
原価計算が普及しない理由は何か、という問いがあります。
理由を3つ挙げてみましょう。
1つ目に、費用配布が容易でないことです。
例えば人件費の按分について、業務の従事割合にすることが多いですが、恣意的に決定されやすいです。
2つ目に、恒常的な赤字診療科の存在もあります。
3つ目に、人事考課に使う場合は、科ごとの利害調整が必要です。
配賦基準の合理性の合意を得る必要があります。
今日は、簡単ですが、以上です。では、また明日(^-^)v
(当該内容は、私の所属する組織とは一切関係はなく、全ての文責は私個人に属します。)
テーマについて、ご要望あれば、コメントをどうぞ。
◇病院経営の見える化について公開講座(動画)の講師をする機会を頂きました。感謝(^_^)
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この記事を書いたのは、こんな人。
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地方の中小病院に勤務する医事課畑出身の企画部門所属にする医療経営士2級。
名は、中神勇輝。2023年、医療経営士1級を受験予定。
(可能なら中小企業診断士も受験する予定。)
趣味は、ドラムと家庭菜園と筋トレ(HIIT最高!)と読書。