【理論と実践】サービス業の特性と医療サービスの特殊性(医療経営士テキストを通して)

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令和6年4月26日 医療・介護経営の理論と実践 2175号

■サービス業の特性と医療サービスの特殊性(医療経営士テキストを通して)

中神勇輝(なかがみゆうき)
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おはようございます。中神です。

【はじめに】

令和6年度の診療報酬・介護報酬改定対応に奔走されている医療機関が多いことでしょう。
私もその一人です。

・急性期の厳格化と高齢者救急医療の受け入れ態勢の整備
・基本診療に対する賃上げ分の上乗せ
・負担軽減や連携を促進する取り組み・DX化の評価
・感染対策の労力を補填する加算
・生活や食事を支え、改善するための多職種の協働、地域との連携

を推進するために、新規点数の設定、既存点数の是正が加わったと感じます。

森(全体)を見て、木(個別項目)を見ていく必要があります。

【参考書】

本日は、医療経営士初級テキスト7(第3版)
「患者と医療サービス」の学びをシェアします。

( 以下のURLが購入画面です。
https://www.jmpshop.jp/products/detail/1890
「医療経営士テキスト」で検索してください。 )

網羅的に学べるのがテキストの良いところです。
今回は、「サービス業の特性と医療サービスの特殊性」について、学習しました。
私自身の理解や補足確認した内容が混ざりますので、
正確な内容を確認したい方は、テキストをご購入ください。

【本日の内容】

患者と医療サービスについて、総論と各論に分かれています。
今日は総論の一部を確認してみたいと思います。

・サービス業の特性

5つ、挙げられています。

同時性
不可分性
不均質性
非有形性
消滅性

医療であれば、消費と供給の同時性や、過程と結果の等価的重要性、提供者と消費者の共同作業の必要性が挙げられていました。
医療者だけでも医療はうまく行きませんし、患者だけでも医療は成り立ちません。
消費と供給は同時に行われるという観点や、共同作業の必要性という点は、重要な視点ですね。

病気が治った、治療結果に満足したという結果を得るために、
どのようなプロセスを経るか、どのような選択肢があるか、ということを提供することも重要ですね。

・医療サービスの特殊性

医療サービスは、一般的なサービス利用とは異なります。
しかし、広い範囲で見れば、サービス業であり、適切な患者対応が求められると思います。

ただし、そのサービスの質を患者が評価することは非常に困難です。

それぞれの患者の状態が異なることや、結果が予想しにくいことなど、患者にとって分からないことだらけです。
そういう状況だからこそ、情報提供が重要になりますよね。
一方的な診療ではなく、患者との対話、コミュニケーションをする中で診療を進めていくことが、
今の医療サービスには求められること、と感じますね。

結果も大事ですが、そのプロセスも大事ということです。
価値観の変化についていく必要がありますね。

以上です。では、また明日(^-^)v

(当該内容は、私の所属する組織とは一切関係はなく、全ての文責は私個人に属します。)

テーマについて、ご要望あれば、コメントをどうぞ。

◇病院経営の見える化について公開講座(動画)の講師をする機会を頂きました。感謝(^_^)
https://hcmi-s.net/weblesson-hcm/jmp_consult_01/  (講座)
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この記事を書いたのは、こんな人。
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中神勇輝。地方の中小病院に勤務する医事課畑出身の企画部門所属。
2023年、医療経営士1級に合格!
2023年、中小企業診断士の1次試験の2次試験は突破、次は登録。
趣味は、ドラムと家庭菜園と筋トレ(HIIT最高!)と読書。

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