【理論と実践】NDBとプレプリントデータ

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令和4年11月21日 病院経営の理論と実践 1653号

■NDBとプレプリントデータ

中神勇輝(なかがみゆうき)
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おはようございます。中神です。

1週間の始まり、月曜日ですね。
今週は、週の真ん中に休みがあるので、その中で仕事を進める必要があります。
計画立てて、キッチリやっていきたいと思います。

今日は、外来機能報告制度のプレプリントデータ、について。

そもそもプレプリントデータって何?
聞き慣れない、という人も多いと思います。(私もです)

これは、

「ジャーナルに掲載することを目的に書かれた論文を
査読プロセス抜きにサーバーに掲載し、オープンアクセスで
誰でも閲覧できるようにしたもの。」

https://www.enago.jp/academy/what-preprint-paper/ )

ということですね。

以下は、厚労省「第3回 外来機能報告等に関するワーキンググループ」より。

「データに関しては、基本的にはNDBを使い、各病院・有床診にデータを提供させていただく。
その際、NDBに含まれているものを提供するということでプレプリントさせていただく。」

とあります。

NDBは、以前、触れたようにレセプト情報を国が集約したものですね。

外来機能報告制度では、
重点的な医療を提供する外来や高額な医療機器等を使用する外来患者を報告する必要があります。
定義されてはいるものの、これを各病院が自前で出すことは、相当大変です。
そのデータ抽出については、
「NDBをもとに、データを出すと、こんな感じになりますよ」
というものをプレプリント、として提供してくれる、ということですね。

自院でデータ加工することができなくても(時間がなくても)、
国がある程度、形にしてもらえるのであれば提出しやすいです。
どのような形式で作成・提供されているのか、興味があります。

自院の状況、確認してみたいですね。

以上です。では、また明日(^-^)v

(当該内容は、私の所属する組織とは一切関係はなく、全ての文責は私個人に属します。)

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この記事を書いたのは、こんな人。
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地方の中小病院に勤務する医事課畑出身の企画部門所属にする医療経営士2級。
名は、中神勇輝と申します。今年、医療経営士1級を受験予定。
(可能なら中小企業診断士も受験する予定。)
趣味は、ピアノとドラムと家庭菜園と筋トレ(HIIT最高!)と読書。
(記載内容は、所属する医療機関の発言でなく個人の意見です)