【理論と実践】在宅診療の多職種連携 〜新潟県長岡市の事例〜

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令和4年11月23日 病院経営の理論と実践 1655号

■在宅診療の多職種連携 〜新潟県長岡市の事例〜

中神勇輝(なかがみゆうき)
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おはようございます。中神です。

「在宅医療及び医療・介護連携に関するワーキンググループにおける検討状況
(令和4年度第1回医療政策研修会・地域医療構想アドバイザー会議)」

というものを見ました。

最近は、厚労省のYouTube動画を見ることが増えました。結構興味深い内容が多いです。

その中で、在宅診療に関わる動画があり、うまくいく「鍵」は情報共有と多職種連携だ、
と改めて思いました。

その中のスライドの一部に、

・在宅医療における情報通信機器等の活用
・地域で有効に機能している在宅医療連携モデル

というものがあり、事例が紹介されています。

新潟県の長岡市のフェニックスネットワーク、というものがありました。

http://www.jamp.jiji.com/ad/ictiot2017/rpt.php?p=shinetsu

見ての感想は、以下の通りです。

トリトラス(患者さん情報を多職種で共有する情報システム)というシステムとの違いは何か、一緒なのか?、
ということが気になりましたので、もう少し調べてみたいと思います。

ちなみに、当該厚労省の資料の中には、このような記載がありました。

・医師会が中心となって、長岡市の協力を得て、医師と訪問看護師グループの連携が実現。
垂直連携(医師会及び市内10病院で実施)
救急医療機関との後方支援体制や地域の医療機関とのバックアップ体制を構築。
→長岡地域救急懇談会(事務局:消防署、2か月に1回程度)において、
病院関係者・医師会・市役所・警察署・弁護士会・報道機関が参加し、地域の救急体制について議論を実施。
・水平連携(長岡市・医師会・訪問看護ステーション協会にて実施)
・ICTを利用した、多職種間で患者情報を連携(医師会)
→長岡フェニックスネットワーク協議会(事務局:医師会、年2回程度)で、
長岡市、訪問看護ステーション協会、歯科医師会、薬剤師会の各団体が参加し、連携ルールの構築や課題等について協議。

システムそのものの違いもあれば、運用方法・組織の違いもあるでしょうし、
多職種連携の参考にしたい・・・と思います。

以上です。では、また明日(^-^)v

(当該内容は、私の所属する組織とは一切関係はなく、全ての文責は私個人に属します。)

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この記事を書いたのは、こんな人。
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地方の中小病院に勤務する医事課畑出身の企画部門所属にする医療経営士2級。
名は、中神勇輝と申します。今年、医療経営士1級を受験予定。
(可能なら中小企業診断士も受験する予定。)
趣味は、ピアノとドラムと家庭菜園と筋トレ(HIIT最高!)と読書。
(記載内容は、所属する医療機関の発言でなく個人の意見です)