【理論と実践】医療計画・医療機能の分化連携・医療介護の機能分担(医療経営士テキスト 初級・2 所感)

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令和6年1月29日 病院経営の理論と実践 2087号

■医療計画・医療機能の分化連携・医療介護の機能分担

中神勇輝(なかがみゆうき)
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おはようございます。中神です。

医療経営士初級(3級)テキストの「日本の医療政策と地域医療システム」より学びをシェアします。
今回は、医療提供体制(医療計画・医療機能の分化連携・医療介護の機能分担)について確認します。

【医療計画】

(内容)

基本は、厚生労働省大臣の方針、かつ地域に合わせて作成される。
病床規制には、一般と療養など、計算式あり。

5次医療計画では、機能分化が推進。
これには連携が不可欠。

病院完結型から地域完結型へ。

2008年より4疾病5事業。
4疾病は、がん、脳、心筋、糖尿病、さらに精神が追加で、5疾病へ。
5事業は、救急、災害、へき地、小児、周産期、さらに新興感染症が追加で、6事業へ。

(所感)

当然ですが、診療報酬につながっていますね。
機能分化と地域連携はセットですし、コロナを受けて感染症への対応も求められています。

【医療機能の分化・連携】

(内容)

連携のツールの1つが地域連携クリティカルパス。
平均在院日数の短縮、診療報酬で評価。

退院カンファレンスの実施によって円滑な在宅移行を推進する。
医者、看護師、ソーシャルワーカー、ケアマネージャー等の情報共有が鍵。

(所感)

連携の際の鍵は、なんといっても情報共有です。
そして、情報共有の鍵となるのがICT、DX化ですね。

【医療・介護の機能分担】

(内容)

・給付について。

医療と介護があれば、介護を優先する。
一例として、訪問看護ステーションであれば、居宅の要介護者が対象。
常勤の人員配置等の基準。
介護給付1号・2号が対象、それ以外は医療保険で給付する。

・リハビリについて。

急性期や回復期では、心臓や脳血管、運動器、呼吸器などの疾患別リハビリがあり、
維持期では、介護保険など、 介護リハビリテーションへの移行がある。

(所感)

リハビリもタイミングが大事です。
早期介入で、早期のADL回復で在宅復帰です。
今回の診療報酬改定でも話題になっていますね。

以上です。では、また明日(^-^)v

(当該内容は、私の所属する組織とは一切関係はなく、全ての文責は私個人に属します。)

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この記事を書いたのは、こんな人。
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中神勇輝。地方の中小病院に勤務する医事課畑出身の企画部門所属。
2023年、医療経営士1級に合格!
2023年、中小企業診断士の1次試験の記述試験は突破、次は口述試験。
趣味は、ドラムと家庭菜園と筋トレ(HIIT最高!)と読書。