【1143】外来診療と在宅診療
日々の学びや気づきを言語化し、行動を変え、未来を変える一助に。
9月に、医療経営士1級の試験があります。
受験するかどうか、7月中頃までの勉強の仕上がり具合で決めます!
しばらく、その学びをシェアしていきます。
今回は、「外来診療と在宅診療」について、です(^_^)
少子高齢化が言われて久しいです。
そこで考えられることは、高齢化が進めば進むほど、外来患者は病院に来にくくなる、ということです。
それは、交通の足が少なくなるからです。
痛ましい事故、認知症患者の増加により、免許証の返還も厳しくなってきました。
そして、最近では、外来機能の評価まで行われることも国の計画に入ってきました。
今後、外来の効率化、機能分化も進むでしょう。
そういった時に自法人がどういう立ち位置で外来を運営していくのか、というのは大きな課題です。
そして、病院に来れなくなった高齢者を自宅で見る、在宅診療がますます必要となっていくでしょう。
その在宅医療。医療スタッフが出向く治療です。
つまり、外来のように多くの患者を一気に見ることができません。
効率よく回る運営方法の検討。
人材の採用。(これがまた厳しい。生産年齢人口が減少していくからです)
では、どうするか。
地域の多職種連携、訪問看護との連携、など。
一つの医療機関では賄い切れない未来が待っています。
連携して取り組むために、情報共有の仕組みは必須ですね。
そして、在宅で見ている患者の急変時には入院できる体制をしっかりと作ること。
これもまた、重要な役割です。
高度急性期なのか、中小病院なのか、クリニックなのかで担当すべき役割は異なります。
その役割について、地域で話し合う時期が来ていると思いますね。
では、また明日(^_^)v
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