【1158】変化に備える(早期視点)(日経ヘルスケア202105)

日々の学びや気づきを言語化し、行動を変え、未来を変える一助に。
9月に、医療経営士1級の試験があります。
受験するかどうか、7月中頃までの勉強の仕上がり具合で決めます!
しばらく、その学びをシェアしていきます。
今回は雑誌「日経ヘルスケア」からです。
 3回に分けての前半です。
 記事のタイトルは、「医療・介護ニーズの変化に備える!」
 まず、その総論の中で目に止まった内容。
「新型コロナで医療・介護ニーズの変化を前倒しで顕在化させた。
 その一方、受診控えやサービスの利用控えは、収まりつつある。」
とありました。とりあえず当面の危機は脱したかもしれませんが、
今回のことは、将来、人口が減少した時のリスクを、まざまざと見せつけられた機会、
とも書かれており、同感です。
その医療・介護をめぐって、各病院の取り組みについて
・早期視点
・中期視点
・長期視点
に分けて、紹介されていました。
今回の記事は、早期視点の部分を紹介します。
【洛和音羽病院】
・病床管理業務支援システムの利用によるスムーズな入退院、
 業務効率化、入院単価向上
という記事ですね。
システムを導入することで、現状を見える化し管理する。
魅力的な内容です。ただ、当然ですが、システムを導入する必要があり、
その導入プロセスで苦労することが多いです。
現行のシステムや通常業務との互換性、システム変更に対する組織の柔軟性が求められます。
その際に重要なのは、現場で必要性を感じているか、
システムを導入するメリットが明確か、ということでしょう。
このあたりが曖昧な場合、せっかく導入しても徒労に終わることもあります。
要注意です。現場で見聞きしている案件ですよね。
会議
【特養 沓掛ホーム】
次の記事です。
・入居者の入院率の低下減薬・嚥下改善で、4~5%の入院率が0.5%。
 ケアの充実につながり、職員のモチベーションアップにも貢献。
という内容です。
施設にとって、入院率が低いことは、貴重なアウトカムであり、
入居者にとっても安心できる要素ではないでしょうか。
もちろん施設のレベルだけでなく、患者の基礎疾患なども影響します。
それでも、施設の取り組みによって、健康が維持されるのであれば、
たいへんありがたいことです。
例えば、嚥下改善を患者自身だけの努力でやろうとしてもできないです。
施設で、その体制を構築することで、健康が維持され、
ケアの質もあがり、職員のモチベーションも上がる、のであれば
利用者、職員、両方にとって良いこと、と感じますね。
では、また明日(^-^)v
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