【1157】地域で病院ができること(病院羅針盤20210615)
日々の学びや気づきを言語化し、行動を変え、未来を変える一助に。
9月に、医療経営士1級の試験があります。
受験するかどうか、7月中頃までの勉強の仕上がり具合で決めます!
しばらく、その学びをシェアしていきます。
今回は雑誌「病院羅針盤」から記事「介護現場の今を追う」の紹介。
香椎原病院の取り組みについて。
・メディカルフィットネスの取り組み
健康維持、介護予防を目的とするシニア・シルバー世代が対象。
体力向上支援センター。
・出前講座
YouTube 香椎原病院チャンネル。
健康情報冊子。
・医療区分1の患者も断らず経営改善を図る
医療療養病床から介護医療院への転換。
介護医療院をつくることで、医療区分1の対象となる患者を葛藤なく受け入れることができる。
医療床で、医療区分2、3の患者を中心に受けられるので、単価も上がる。
・生活リハビリの実施
介護を受けながらも、自分で生活できるように支援する。
・医療から介護への転換
意識改革や書類の変更などへの対応に苦労した。
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健康を支援をする取り組み。
直接的な方法として、患者や地域住民に対して、指導すること。
また、間接的な方法として、情報を発信していくこと。
両方取り組むことで、より地域の健康への貢献になりますね。
健康を維持、体力を向上させる取り組みをしつつも、
病気になった場合の対応として、地域のニーズに合致させつつ、経営面も改善されている、
という点が印象的でした。
医療区分1の患者もいる。
受けてあげたい。
しかし、受けると、収入が下がる。
そこで、機能を整備し、役割を分けて受け入れる体制を作った、とのこと。
介護医療院で医療区分1を受け、医療床で医療区分2と3を受ける、
という取り組みが地域患者にとっても、病院にとっても、ウィンウィンの関係、と感じました。
では、また明日(^_^)v
テーマについて、ご要望あれば、コメントをどうぞ。