【1159】変化に備える(中期視点)(日経ヘルスケア202105)
日々の学びや気づきを言語化し、行動を変え、未来を変える一助に。
9月に、医療経営士1級の試験があります。
受験するかどうか、7月中頃までの勉強の仕上がり具合で決めます!
しばらく、その学びをシェアしていきます。
今回は雑誌「日経ヘルスケア」からです。
3回に分けての2回目す。
記事のタイトルは、「医療・介護ニーズの変化に備える!」。
まず、その総論の中で目に止まった内容。
「新型コロナで医療・介護ニーズの変化を前倒しで顕在化させた。
その一方、受診控えやサービスの利用控えは、収まりつつある。」
とありました。とりあえず当面の危機は脱したかもしれませんが、
今回のことは、将来、人口が減少した時のリスクを、まざまざと見せつけられた機会、
とも書かれており、同感です。
その医療・介護をめぐって、各病院、会社の取り組みについて
・早期視点
・中期視点
・長期視点
に分けて、紹介されていました。
今回の記事は、中期視点の部分を紹介します。
一つ目。
ポータルサイト(快適な介護生活を支援する福祉用具の売買)や
カフェ(一般の人さえ入りたくなる魅力的な地域密着型介護事業所)などで
保険外事業の確立へ。
その事業計画の中心にあるのが、
「五感の生活」「豊かで成熟したライフスタイルを提案する」。
という内容。
本来業務だけでは、カバーし切れない部分があります。
一朝一夕では、多角化を図ることはできませんが、
優先事項を決めて、資源を投資し、事業を展開することはできます。
やみくもに手を出すのでなく、何をすることが地域のためになるのか、
考えさせられる内容でした。
二つ目。
通所介護の複数ブランド化と障害との複合へ。
介護予防から中重度向けまで、ブランドを分けて幅広く対応する。
障害のある高齢者を見て衝撃を受け、
子供の頃から適切なケアを提供する必要があると考えた。
自立支援の先にある利用者の目標等に積極的にアプローチしたい。
という内容。
水平的展開、というのでしょうか。
患者の状態に応じて、幅広く対応できる力を持つことで、様々なニーズに
応えられる力を作っている、ということですね。
一つの法人、または会社で準備するのも良いですし、
連携して行うのも良いですが、どちらが地域にとって良いのか、
また、実現可能かを考えなければならない、と感じます。
利用者目線に立つことで、サービスの質が上がり、幅も広がりますね。
では、また明日(^-^)v
テーマについて、ご要望あれば、コメントをどうぞ。