【1142】それぞれの強み、役割で「自助」を支える
日々の学びや気づきを言語化し、行動を変え、未来を変える一助に。
9月に、医療経営士1級の試験があります。
受験するかどうか、7月中頃までの勉強の仕上がり具合で決めます!
しばらく、その学びをシェアしていきます。
今回は、「自助」です。
予想問題集を見ていると、この「自助」に関連するテーマは多いですね。
その前提?としてあるのが「2040年問題」。
高齢者は高止まりするが、64歳までの現役世代は少なくなる。
つまり、働き手が少なくなる、という問題です。
この問題、どう向き合えば良いでしょうか?
その解決のキーワードが「自助」という言葉ですね。
「自助」とは、自分の健康や安全は自分で守る、ということです。
なんのための「自助」でしょうか?
国民皆保険制度を持続させるため。
少子高齢化に伴う介護人材不足への対応のため。
税収の減少、社会保障費用の増大による公助の限界への対策のため。
などですね。
そのために、国や都道府県、市町村で進めていることがたくさんあります。
私たち自身、知らなければいけないこともたくさんあります。
・税や社会保障費に関する教育。少子高齢化、社会保障費の削減という国の動き。
・入院日数をできるだけ短くしようとする診療報酬の動き。
・大病院の前に、まずはかかりつけ医を受診させるための選定療養費の設定。
・健康寿命の伸張を目指す。地域での出張講座、健康セミナーの開催、早期受診や予防・運動の勧め。
・病気にならない体を作る。運動する、食事に気をつけることで免疫力をつける。
・安易な救急車利用や病院受診の抑制。
それぞれの立場で、推進できる活動があります。
その地域や個人の活動に関わっていくのも医療機関の大きな役割ではないでしょうか。
では、また明日(^_^)v
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