【1146】国民皆保険制度と私たちの生活、考え方の変革

日々の学びや気づきを言語化し、行動を変え、未来を変える一助に。

9月に、医療経営士1級の試験があります。
受験するかどうか、7月中頃までの勉強の仕上がり具合で決めます!
しばらく、その学びをシェアしていきます。

今回は、「国民皆保険制度と私たちの生活、考え方の変革」について。

国民皆保険制度は、医療機関・診療報酬制度と切っても切り離せない関係があります。
医療機関を受診しやすくする大きな仕組みの一つです。

ただ、状況はだいぶ変わってきていますよね。

昔は、高齢者の方は、無料だったそうです。
私が、医療機関で働き出した時は、1割負担でした。
今では、2割負担、3割負担まで上がってきています。

なぜでしょう?

ご存知の通り、日本にお金がないからです。
大盤振る舞いで、医療費を捻出することができなくなってきています。

少子高齢化は税収を少なくします。
公助に限界がきています。だから自助が注目されています。

在宅診療を進めたり、在院日数を短くして入院医療費を少なくさせよう、
という動きも、その一つです。一部の手術も日帰りが進められていますよね。
もちろん、在宅の方が患者さんにとっても良い環境であることも理由の一つです。

また、

予防に気をつけましょう。
検診を受けましょう。
病気にならないようにしましょう。
運動しましょう。

といったことも叫ばれています。

ある意味、健全かもしれませんね。
自分でどうにかしようとしないと、治る病気も治りません。
できるだけ自立して生活できるように、病気にならないように、と、
糖尿病予防指導、栄養指導など、予防や生活に診療報酬の点数がついています。

時代が変わってきました。

同じようなスタンス、意識では、日本の医療制度は、成り立ちません。

国民皆保険制度を続けるにしても、
診療報酬で決められた様々な点数について、考えてみることも大事です。

なぜそんな点数が作られたのか、という理由、背景を知ることで、
生活習慣や病院の受診に対する考え方もわってくるのではないでしょうか。

では、また明日(^_^)v

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