【1139】地域包括ケアの5つの切り口(住まい、医療、介護、予防、生活支援)
日々の学びや気づきを言語化し、行動を変え、未来を変える一助に。
9月に、医療経営士1級の試験があります。
受験するかどうか、7月中頃までの勉強の仕上がり具合で決めます!
しばらく、その学びをシェアしていきます。
今回は、「地域包括ケアシステム」について。
医療経営士1級の予想問題集の共通テーマの一つですね。
今更ですが、キーワードです。
そのキーワードをさらに5つに分解すると、以下の通りです。
・住まい
・医療
・介護
・予防
・生活支援
この視点で物事を考えると、解答のヒントになります。
もちろん、自法人の事業、自院の役割、地域での過不足を考える上でも良いです。
医療法人には、本来業務、附帯業務、付随業務(収益業務もありますが省きます)があります。
その行なうことができる事業と、5つの視点のかさなるところに事業のヒントがありますね。
まず、住まいでいうと、サービス付き高齢者住宅、有料老人ホーム等は、よく聞きます。
住まいの部分を提供することですね。
運営をしている医療法人の方も多いと思います。
医療は、言わずもがな、本来業務ですね。病院、クリニックなど。
(本来業務には、介護老人保健施設や介護医療院の開設も含まれます)
介護は、介護保険を使っての訪問看護、訪問介護、看多機など。
予防は、代表的なものは、健診施設ですね。
地域での運動教室、出張講座でも、予防の効果あります。住民教育は大事です。
生活支援は、色々な福祉サービスの情報提供、利用の支援。
付随業務でいう売店では、車椅子や杖の販売など、生活を支える物品の販売もできます。
結構、身近に取り組んでいる内容が多い、というのが実感です。
地域包括ケアシステムの「住まい、医療、介護、予防、生活支援」。
医療法人としてどのように地域に関われるのかを考えるヒントになります。
政策や地域のニーズを見る切り口とも言えます。
押さえておきたい5つの言葉、ですね。
今日は、ここまで(^_^)v
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